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武器のぶつかり合う音がしなくなった。どうやら戦闘は終わったようだ。
『私の心臓を返して』
「…それはできねぇな。俺はお前を仲間にするまで返さねぇ」
『イヤよ。それに私少し前まで犯罪会社にいたのよ？そんな女を仲間にするなんて頭おかしいんじゃない？』
この島に着く前マリンは 秘密犯罪結社バロックワークスで恩人であるクロコダイルの元、悪事を働いていた。
この話はまた別の機会で語ることにしよう。
「お前が何をしていたって関係ない。それに俺に借りがあるはずだ」
『借り……？』
「病気を治してやっただろ」
『病気を治してくれなんて頼んだ覚えはないわ。』
けれど一応ありがとう、と素直に言ってみれば目の前の彼は不敵に笑う。
『それに、なんで私をそんなに仲間に入れたい訳？いいことなんて一つもないわよ？』
「俺が仲間にしたいと思った、それだけだ。」
なんて我儘なんだこの男は。
「口に出てるぞ」
『はっ…！失礼、つい。』
「で？仲間になるのか、クロノス屋」
『だからさっきから断ってるでしょーが！
……それにあんた私より強いの？』
「なんだと…？」
まさに一触即発。バチバチと音が聞こえそうなくらい睨み合いが続く。
『私より弱い人の下に着く気はないわ』
「へぇ…じゃあ俺が勝ったら仲間になれ」
『私が勝ったら？』
「心臓を返して近くの島まで送ろう。勧誘もこれで最後にするさ」
負けたら仲間にならなくていはいけないが用は勝てばいいのだ。
『その話乗った。なんなら今から始めてもいいのよ？』
「そうか。room…シャンブルス」
ローがそう唱えると青いサークルが現れる。すると場所は一気に甲板へ。
「うわ⁉なんだ⁉」「船長と国崩し⁉」
甲板にいたクルー達が騒ぎ出す
『…貴方の能力ね』
「あぁ」
『素敵な能力ね…でも残念。私の前じゃどんなスピードも能力も無意味。
ザ・ワールド』
時間が止まる。音が消える。動く物はなにもない。
そう、ここは私だけの世界
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ぼんど(プロフ) - マリアさん» コメントありがとうございます！早くローとの展開を書きたいので頑張りますね！ (2021年7月21日 23時) (
レス) id: 35902c24cd (このIDを非表示/違反報告)
マリア(プロフ) - とても、面白いです！これから、ローとどうゆう関係になるのか楽しみにしてます(^^)更新待ってます！ (2019年9月1日 19時) (レス) id: 4cdcd75303 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぼんど | 作成日時：2019年5月5日 23時
