【知って得??】ネットでは人気者のリアルぼっちが本気出すらしいwwww

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［ Aside ］






アンチの正体は愛美ちゃん...？





まさか。





...そういえば、ずっと話してなかったな。




恨まれてるのかな。私。




急に、罪悪感を感じた。




少しでも、和解することができたなら。




...よし、明日、学校で愛美ちゃんを探してみよう。








.









.









周りからの視線を潜り抜け、平然とした顔で廊下を歩く。





1組、2組、3組、4組、...





居た。川崎愛美。




もう一度確認し、4組の教室を覗く。





部活終わりの、汗の匂い。




急に強まる、エアコンの風。




それは確かに、他のクラスと変わらない。




でも、何だろう。この感じは。




遊園地や、少し派手な雑貨屋さんで売っていそうな、

きらきらとした、存在感の大きいキーホルダー。

それがスクールバッグや、ペンケースに...いや、あれは化粧ポーチ？








...『ちょっと、邪魔なんだけど。』





「あっ、ごめんなさい、！」








すっと、廊下の方へ出る。





...？





なんだか、すごい、見られてる...？








『え...あんた誰？』





「えっと、A、です...」








そんなガン見されるのは、慣れてないよ！？




焦りつつ、そう答える。








『ふーん...あ、もしかして2組の、可愛いって噂の？』




「えっ、いや、そうです(？)」




『、ぷはっw自分で言っちゃうんだw』




「すみません...w慣れてなくて、」




『いいんだよw ていうか、あの地味女だった人っしょ？うわー、すげえ』




『よくブスから変われたよなぁ』






グサッ。




めっちゃ直球だ...本当の事だけど...







『あー、ごめんごめん、丁度あんたのこと気になっててさぁ』




『色々困ることあるよね？私で良かったら聞くよ』




「本当、ですか！！」




『ああ。あと、タメでいいからw んじゃ今度聞かさせてねーばいばい！』




「わ、分かった！ばいばいっ！」







ふわっ。

軽く手を振りながら、彼女は私の前を通り教室へ入る。

香水の、いい香り。

揺れて音を鳴らす、派手めなキーホルダー。

潤いを持った、赤い唇。




...女の子って、感じだ。




悪い子では、なさそう。




別のクラスにも話し相手ができたことに喜びつつ、そう感じた。







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