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「……あれ……私、ご飯いつ食べたっけ？ ……あー……いや、別にいいか、いつでも……お腹すいたなぁって感じたら、まぁ、勝手に食べるでしょ。いつかの私が……。……うげ、この書類っていつのやつだっけ？ あー、こっちは……え、これなんの手紙だっけ。積み上げすぎて忘れてたな……なんか手帳にメモとかしてないかな〜っと……。……仕事のことしか書いてないな。流石に未来の私に対して不親切すぎでしょ……」
「ふあ、ぁ……今何時だ……って、わ、やっば、寝過ぎた！ もうお昼じゃん〜……あ〜……。まぁ別に、どうにかなるか。よし。今日は部屋の片付けしたいんだけどなぁ……なんかもう、この積みあがった本見るだけで嫌になるな……かといってお腹はすいたけど作るのめんどくさいし、あー……よし、もっかい寝ちゃおっかな。なんとかなるっしょ」
「こんなこと言っちゃあれだけど、正直誰もいない自分の部屋、ベッドの上で寝転びながらぼんやり本読むくらいがいいんだよなぁ……あーでも、今こうしてる間、カオルさんちゃんと仕事してんのかな。てか、なんかやらなきゃいけないことあった気がしてきた。あ〜……よし、仕事するかぁ」
「今日はちゃんと、自分用にご飯作った……けど……皿に入れるのめんどくさいな。……よし、このまま鍋から食べちゃおっかなっと。どうせ誰かと一緒に食べるわけじゃないんだし、別にいいでしょ、これくらい……」
＊＊＊
「貴方の心の支えになるような、ちょっと自信が持てるような、落ち着いてリラックスしてゆっくりと眠りにつけるような……貴方の求める、理想の香りが見つけられるように。香屋の店主助手として、店員として。精一杯サポートさせていただきますね」
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作者名：望月 | 作成日時：2022年8月5日 14時
