青い監獄のボディーガード (ページ6)

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ボディーガード、Ｚチームへ行く。ページ6

叶野Seed
私が、Ｚの部屋に入ると彼、吉良涼介は床にヘタリこんでいる。私が退場するように声を掛けようとするために部屋に入った瞬間、吉良は立ち上がった。
そしてブツブツと呟いている。
「あいつらさえ、あいつらさえ居なければ！」と逆上し、立ち尽くしていた少年ーーー潔世一に殴りかかろうとした。

潔Seed
吉良くんにボールをぶつけてしまったことを飲み込めず、立ち尽くしていた。しかし、徐々に吉良くんの様子が可笑しくなり、気付いた時には遅かったーーー
吉良くんに殴りかかられようとし、目を瞑った。しかしーーー
衝撃は来なかった。
恐る恐るめを開けるとそこには髪の長い女の子が吉良くんの拳を受け止めていた。

ＮＯSeed
吉良は拳を受け止められたのに腹が立ったのか、女子ということも気にせずに蹴ろうと全力でかかる。
吉「邪魔なんだよ。このクソ女がァ！」

潔は慌てて庇おうとするが間に合わない。誰もがその瞬間、『もう、駄目だ…』と思っていた。

しかしーーー
「私、暴力行為には屈しませんよ。吉良涼介さん。」
いとも容易く彼女は吉良涼介を纏めあげた。
その光景を見たＺチーム達は呆然とし、間抜けヅラを彼女が出ていくまで晒していた。

そのまま
彼女は部屋から出て、数分で戻って来た。
最初に話しかけたのは蜂楽だった。

蜂「ねー！君大丈夫だった？」
叶「！心配してくれてありがとう御座います。全然大丈夫ですよ！」
とグッと親指を立てる

潔「ほっ本当に大丈夫っっですか？？？」とめちゃめちゃ申し訳無さそうに心配をしている。

叶「はい、大丈夫ですよ。」
潔「よ、良かったぁ〜」
安心したのか、少し涙目だった。

そこに更に
イガグリと今村が
『めっちゃ可愛いー!!!!!』と風の如く走ってきて、
イ「おっ俺と連絡先交換してください！！」
今「めちゃめちゃ可愛いね♡連絡先交換して、デートでも行かない？」

叶(これが俗に言うナンパ… 厄介すぎる。)
これには詩乃も流石に嫌だったからか、動かない表情筋だが、眉毛が少し眉間によっていた。
と初めてのナンパで戸惑っていると、そこへオレンジ色のツンツンとした大きい人がいた。

國「おい、困ってんだろその人、やめろお前ら。ッスすみませんコイツラが。」

叶「いえ、助けてくれてありがとう御座います。」
褒められ慣れていない彼は少しほっぺが赤かった。

蜂「てゆーか、お姉さん何者？」と蜂楽さんが興味津々と言うように聞いてくる。

中途半端な所で終わります。