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2日目は詩乃は少し震えながら、サッカーの試合の動画を糸師冴の解説付きというなんともサッカーファンなら誰もが羨むことをしてもらっていた。
そんなこんなでみっちり冴に教えられて最終日の三日目となった。
その頃には詩乃はーーーーーーーーーー
冴「おい、こいつはどう動くと考える。」
叶「この時はーーなってーー」
冴(やっぱり、俺の目に狂いはなかったな。元々、凄ぇ素質があったのは分かっていた、こいつの推理力、観察眼、記憶力どれをとっても並みの奴らには手に入らないモノを持っていた。
そして…ーー今のこいつは、相手の動きを完全に予測出きるようになった。それはまるでーー)
冴「未来予知…だな。」
と呟く。
叶「あの、大丈夫ですか…?」
と心配を詩乃はしてきた。
冴「あぁ、何でもない。」
叶「なら、良かったです。」
と安心した様子だった。
時は経ち、特別家庭教師のようなものは終わりというときとなった。
叶「ありがとうございました、冴さん。」
と綺麗にお辞儀をする詩乃
絵「こちらからも感謝する糸師冴。」
と何故か少し上から目線だったが絵心も礼をする。
冴「…惜しいなお前をこんなとこに置いていくのは。」
絵(!糸師冴にそれほど言わせる程に、それほどこいつは成長したということか。想像以上だな。)
冴「だから、」
と冴は詩乃のもとへと近付いた。
冴「次に来たときは詩乃をスペインに連れて帰る。」
とめちゃくちゃなことを宣言した。
マネ「ちょ!?冴ちゃん!?」
…相変わらずマネージャーは可哀想だったが。
絵「それは困るね。うちのボディーガードは渡さないよ。」
冴「ふん、ほざいてろ。それと詩乃、お前の隣の席も空けておけ。」
と詩乃に言い、おでこに髪を上げてキスをして去って行った。
マネ「ちょっと冴ちゃん!?どういうこと!」
と叫び、冴のことを追いかけて行った。
そうすると、必然的に絵心さんと詩乃の二人しか居なくなった。
少し間があったが、
絵「まぁ期待してるよ詩乃ちゃん。」
と糸師冴のことには触れずにそれだけを言って、自分の部屋に帰っていった。
叶「???外国の挨拶、だよな??」
と顔には出ていないが、混乱していたのは確かであった。
それが一時間ほど続き、色んな所で転びそうに詩乃はなっていたらしい。
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まつぼっくり(プロフ) - ヤッターサクシャサンブンストスキダッター! (2023年3月10日 23時) (レス) @page1 id: af73d329dc (このIDを非表示/違反報告)
スイちゃんのご友人のご友人 - 更新待機 (2023年1月29日 21時) (レス) @page35 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うさぎのしっぽ | 作成日時:2023年1月21日 21時