夢に呑まれて【ツイステ】

食用フィッシュ！ ページ26

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『いや、全然違くてですね、オクタヴィネル寮に17:30に行くよう言われてたんですけど遅れちゃって頭打ってれば倒れて仕方ないね！☆ってなるかなぁって、』





えへへ〜と頭をかいて笑ってみる。
なんで私初対面の人にこんなこと言ってるんだろう。だからカマスって言われるのかな(地味に傷ついてる)

まあでも何もしないよりかはね、、！！藁にもすがる思いってよく言うし、！！

そう思いながらなんちゃらイドさんをみていると、気づくとリドルが " ぼ、僕はもう予習をするから失礼するよ。次は静かにするんだよ、わかったね！？" とどこかいそいそと廊下へ戻っていった。



｢へぇ、誰に呼び出されたの？｣


興味津々、という言葉が凄く似合うくらいにやにや笑いながら何故か距離を詰めてくるこの人。エッ苦手なタイプだどうしよう


『え、えーっと、アズールさん！！です！！』



なんとかそう答えると、目の前のスロット 、、？いや違う、フロイドさんが少し目を見開いていた。



｢アズールが？なんで？｣



少し？いやだいぶ私を怪しそうにみてくるフロイドさんの顔には、さっきのような笑顔はもうなかった。ショック。えっ怖いほんとにほん怖かって！！


心の中ではよく喋る私も、さすがにこれを全てこの人に言えと言われると絶対に言えない。だって怒らせちゃいけないオーラだしてるし。

とにかくお淑やかに(?) 異世界から来たことは前回の寮長会議？とやらであまり言わない方がいいことを学習したので、自分が今度からオクタヴィネルにお世話になることだけを伝えると、またまた目を見開いていた。




｢え〜！カマスちゃん俺たちの寮くんの？よくアズールがいいって言ったね！｣


とけらけら笑うフロイド？さんは 、先ほどとは打って変わってさぞ面白そうに笑っていた。多分この発言からして、フロイドさんもオクタヴィネルなんだろう。


『か、カフェみたいなところで働くことを条件に、ってことらしいです』




この人、少し変なところある気がするけどまあ普通の人なのかな ..? (?)
なんて思いながら、

" ほら私女だから、客寄せパンダってことで "

と伝えると、なにやらえー！と声を漏らすフロイドさん。





｢女に見えなくねー？髪長いけど胸ないじゃん！｣



『悪かったなコノヤロウ』




前言撤回こいつは今私の地雷を踏み抜いた。よってこいつは敵だ(殺意)

人魚スマイル！→←怒顔キューティ！

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