『ひゃくさんじゅうろく。』 ページ42
センゴクのいる部屋へと戻り、先程起きたことを語って聞かせた。
どうやらこれで面倒な三人衆が会議前に揃ってしまったらしい。
『まぁ頑張れ。俺は雑用があるから行くわ。』
そのまま部屋を出て訓練場へと歩き始めた。
定期的に叫び声が聞こえるが、定例招集の時はだいたいこんな感じのようだ。
それから数日、あの三人衆に会わないように行動をして自分の雑務だけに集中して片付けた。
会議当日の朝にセンゴクの部屋を訪れて会議の概要を再確認して、昼からの会議に挑むことになった。
ドフ「フッフッフッ！起きたか、A。」
『おう、おはようドフラミンゴ。ところで不法侵入すんな。』
会議当日の朝、目を覚ますとベッドの隣に椅子を置いてドフラミンゴが座っていた。
ドフ「迎えに来てやったぞ。」
『いらねぇ。ナチュラルに女子の部屋入ってきてんじゃねえよ殴り倒すぞ。』
ドフ「フッフッフッ！相変わらずつれねぇなァ。」
『身支度するから出てけ。』
ぐいぐいと背中を押して部屋の外に出ていかせる。寮の廊下に王下七武海いるのどういう状況なんだろうな。
『おいドフラミンゴ、朝飯食ったか？』
ドフ「いや。」
『簡単なものなら用意するから食ってけ。お前からしたら量が足りねえかもしれねェけど。』
昨日仕込んでおいたフレンチトーストをあたため、コーヒーをいれてやった。
自分の分はキッチンで立ち食いして、後片付けしながらドフラミンゴが食べ終わるのを待った。
ドフ「A、飯の腕前上がったな。」
『そりゃどーも。』
その後、周りの海兵に危険が及ばないように、さっさと準備を済ませて部屋を出た。
ドフ「どこに行く予定なんだ？」
『お前が本部で借りてる部屋。』
朝っぱら(就業時間前)からセンゴクの部屋に押しかけるのも申し訳ないので、ドフラミンゴの寝泊まりする部屋に行くことにした。
新兵の寮の一人部屋よりは、王下七武海が泊まる部屋の方が広くてくつろぎやすいだろう。
［なーご主人、さっきからずーっとウチのこと無視するやん？なんでなん？なぁなぁ、ウチ寂しいわ。］
ひゅーひゅーと冷やかしまくるからだろうが！と返事をしたくなる気持ちをぐっとこらえてキキョウの言葉をフル無視した。
自室でキキョウと会話をするのですら話し声が隣の部屋に聞こえていたらどうしようかと不安になるほどだというのに、場所も時間も状況も問わずに話しかけてくるコイツに鬱陶しさしか感じない。
めんどくさい、と俺はため息をついた。
続く
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インドア女子(プロフ) - ありがとうございますぅぅぅ！！！色々ありましてしばらく更新をお休みしていました！！お正月までには4まで仕上げて投稿する予定です！！頑張ります！ (2020年12月6日 17時) (
レス) id: 5407537a6f (このIDを非表示/違反報告)
サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2020年11月23日 1時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：インドア女子 | 作成日時：2020年2月2日 12時
