『きゅうじゅう。』 ページ45
ルフ「…フーシャ村には帰れねェし…山賊は嫌いだし…！！…お前を追いかけなかったらおれは一人になる。…一人になるのは痛てェのより辛ェ！！！」
エー「…お前…親は…。」
ルフ「じいちゃん以外いねェ。」
エー「…おれがいれば辛くねェのか…。…おれがいねェと…困るのか…。」
ルフ「ゔん。」
あれ、待てよこれ。サボと俺、空気じゃね？まぁ、仲良くなってくれるなら別にいいんだけどよ。
サボが子供を眺める大人みたいな表情で2人を眺めてるから地味に笑える。お前はこいつらの保護者かよ。
エー「お前はおれに生きててほしいのか…？」
ルフ「！？…！当たり前だ！！」
エー「…そうか。ーーでもおれはお前みてェな甘ったれ嫌いだしな。」
ルフィのその言葉を聞いたエースがほんの少しだけ嬉しそうに見えるのは気のせいじゃないだろう。
ルフ「甘ったれてねェよ！！おれは強ェんだ！！」
エー「強い？どこが強いんだ男のクセに泣いてんじゃねェか！！」
ルフ「トゲで殴られた事あんのかお前ェエ！！！おれは7歳だぞ！！お前みたいに10歳になったら絶対泣かねェしもっと強ェ！！！」
エー「おれは7歳でも泣かねェよ！！バーカ！！一緒にすんな！！」
あー…うん。そりゃ、こうなることはなんとなく分かってたけども。単細胞×2だとやっぱりこうなるのか。
ルフ「おれは誰よりも強くなるんだよ！！！すげェ海賊になるってシャンクスと約束したんだからな！！」
エー「海賊！？お前が？？」
ばちばちと2人の間に火花が散っているのが目に見えるようだ。
サボ「…なー。…ところでよ、おれに一つ問題ができた。」
「「？」」
…こいつら、同じタイミングでサボの方を見るとか仲良しかよ。
サボ「おれは今までこのゴミ山に住んでたけど…今日をもっておれ達4人、完全に海賊達に命を狙われることになりそうだろ…。」
ルフ「なんだ。そんなことか！」
エー「簡単なことじゃねェか。」
『サボも一緒に暮らせばいいだけの話だからな。俺も反対はしねぇぞ。1人くらい増えても、料理にしろ洗濯にしろ、今までとほとんど変わらねぇし。』
稼ぎがないのに食料問題が発生しないのはこいつらが自力で飯を調達してくるからだし、それに対して文句を言えるほど山賊界は好況じゃねぇから、ダダンに許可を取らなくても問題はない。
それに、個人的ではあるが、仲のいい弟分に新しい友達ができるのを見るのは結構嬉しいし。
ダダンが新しく来たサボにどんな反応をするのか楽しみだな。
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インドア女子(プロフ) - コメントありがとうございますー！これからも頑張っていきますので、ぜひともお楽しみください！m(_ _)m (2019年8月14日 20時) (
レス) id: 5407537a6f (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - うにゃー！めっさええとこで終わってしもうた！これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2019年8月13日 19時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：インドア女子 | 作成日時：2019年5月4日 13時
