『ろくじゅうさん。』 ページ18
「あら、この子は…？」
村長「ガープが連れてきた子供じゃ。住み込みで働く場所を探しているそうでな。」
村長さんはため息をつきながら美人さんに俺を紹介してくれた。
「あら、そうなんですか？…こんにちは。私はマキノよ。もしよかったら私の所に住む？酒場だから無理はしなくていいんだけど。」
『えっ！いいのか！？俺はA。よろしくな！マキノさん！』
マキ「よろしくね。Aちゃん。」
この人、笑顔が眩しすぎる…！
マキ「じゃあ、この村を案内するわね。」
マキノさんは、牧場ゲームであるような感じで村の中を案内してくれた。流石に歩き方とか出荷とか装備の仕方とかは説明されなかったけど。
マキ「…ここが今日からあなたが住むところよ。店の奥に部屋があるの。」
「マキノ〜！ん？だれだおまえ。」
マキ「あら、こんにちは。ルフィ。」
『俺はA。よろしく！』
ルフ「おう！よろしくな！A！！」
黒い髪の少年が道の向こうから走ってきて、マキノさんに声を掛けた。その後で俺に気づいたらしく、首を傾げて俺に話しかけてきた。
あれ、ルフィってどっかで聞いたような気がする。
もちろん、じいちゃんから聞いた話以外でって事だからな。じいちゃんの話はちゃんと聞いてたに決まってるだろ。
まぁ、半分くらい聞いてなかったかもしれんが。
…ホントに誰だっけ。知ってるような感じはするんだが、もう少しのところで思い出せねぇ。
うん、諦めよ。
『で、何でルフィは走ってきたんだ？』
ルフィ「さっき来た時はマキノの店が開いてなかったから、村を回ってマキノを探してたんだ！」
マキ「ふふふ。ごめんね。今から開けるところだったのよ。お昼ご飯食べてく？」
これが大人の余裕ってやつか…。俺も見習うべきだよな。
ルフ「おう！宝払いで食う！！」
『たからばらい？なんだそれ。』
ルフ「宝物を手に入れたら返しに来るんだ！」
宝物で返すつもりってことかよ。詐欺じゃん。あ、そういえばこんな子供が金を持ってるわけないんだった。
店に入ってみると、おしゃれな酒場で良い雰囲気だった。マキノさんは早速料理に取り掛かっていたんで、俺はとりあえずカウンターを拭いたり、椅子を並べたりしておいた。
マキ「あら、Aちゃんありがとう！気が効くのね。」
『母親の手伝いを毎日してたからな。ある程度全部出来るから、なんでも言ってくれ。』
マキ「頼りになるわね！」
あぁもうマキノさんまじで女神かよ！？
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インドア女子(プロフ) - コメントありがとうございますー！これからも頑張っていきますので、ぜひともお楽しみください！m(_ _)m (2019年8月14日 20時) (
レス) id: 5407537a6f (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - うにゃー！めっさええとこで終わってしもうた！これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2019年8月13日 19時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：インドア女子 | 作成日時：2019年5月4日 13時
