8話 ページ11
あんずside
今日は朝から、学院全体が騒がしかった。
いつものように、校門で検査を受けて教室に向かっていると…………
1「なぁ《死神》が戻ってきたって噂知ってるか？」
2「え！マジで？あぁー俺たちのアイドル生命も此処までかー」
という会話が聞こえてきた
《Joker》
(そんなユニット有ったっけ？)
そう思ってユニットをまとめたファイルを確認しても、《Joker》なんてユニットは載っていなかった
どうやら、私がこの学院に転校してくる前からあるユニットみたい
(アイドル生命が終わるって、一体どんな凄いパフォーマンスをするんだろう？)
もしその話が本当なら、1度プロデュースしてみたい……………
(あ、そろそろ仕上げないといけない資料があるんだった！)
私は教室へと急いだ
そしてお昼休み
今日は、久しぶりに《Trickstar》の皆とお昼を食べることになった
スバル君は嬉しいのか、衣更君を見つけると勢いよく抱きつきに行った(あれはもはやタックル)
北斗君達はスバル君を回収しに、衣更君の方へ走っていき私もそれに続いた
そして衣更君を除いて皆が驚いたように、誰かを見ていた
(どうしたんだろう？)
私はその人を見ようと近づいた
その人も私の方をゆっくりと振りかける
「え！女の子！？」
その人と眼があった瞬間、心臓を掴まれたみたいにドキッとした
このアンティーク人形とは、また違った繊細な雰囲気を纏った人をどう言葉で表せばいいのだろう？
(綺麗…………)
生徒会長や朔間先輩ともちがう、触れてはいけないのに触れたくなってしまう
少し恐ろしささえ感じる、そんな雰囲気
この人が《Joker》だと確信できた
その人は名前を花野Aさんといった
軽く微笑まれただけなのに、頬が熱くなっているのが自分でも分かった
(この人が歌えば、きっと誰も観たことのないステージになる)
そして花野さんは、柔らかく微笑みながらこう言った
「プロデューサーさん、あの………宜しければ私をプロデュースしてもらえませんか？」ﾆｺ
この出会いが、後にすべてを狂わすことになるなんて
今は、誰も知らない
続く (更新停止中)
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reo(プロフ) - 設定がわかりやすすぎて最初からテンションがヤバくなってしまいました...（笑） (2019年5月10日 11時) (
レス) id: ca973e541b (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 更新頑張ってください！応援してます！ (2019年4月3日 21時) (レス) id: d1b425fb60 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅあ(o・ω・o)(プロフ) - 頑張ってください！(*^^*) (2019年4月1日 17時) (レス) id: e4352aec9e (このIDを非表示/違反報告)
ラン(プロフ) - この作品を消してほしい・・・ (2019年1月18日 19時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マナカ | 作成日時：2019年1月18日 18時
