「先生、今いい?」 「あぁ大丈夫…」 「酷い有様ね、防護服燃えてるわよ?」 防護服の端に立つ炎を、得意の水魔法で消火して本題へ。 「この前の卵、無事に孵ったのよ」 「よかった、君に任せて正解だったよ 産まれた子はドラゴンだった?」 「ドラゴンはドラゴンだけど…見てもらったほうが早いわね」 そっと包むタオルを開く。 ふぁ、と欠伸をする姿は可愛らしいが その生き物は紛れもないリヴァイアサンである。小さいけれど。 「は!?え!?」 「びっくりでしょう?あのリヴァイアサンがこんなに小さいのよ」
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作者名:クヴァール x他1人 | 作者ホームページ:なし 作成日時:2022年10月2日 18時
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