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「ぴゃ」


「よしよし、いい子ね」


刷り込みは完全に成功したようだ。


甘えるように指を噛んで、長い尻尾は嬉しそうに揺られている。


両の手のひらにおさまる大きさの雛が、鯨をひと飲みにする怪物になるとは到底信じ難い。


「じゃあ私、先生に見せなきゃいけないから…」


「オッケー ミルクは？」


「ドラゴン用のなら購買にあるはずだけど」

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作者名：クヴァール x他1人 | 作者ホームページ：なし  
作成日時：2022年10月2日 18時

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