【忍たま】私は幸せを願った2 (ページ7)

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私が下手くそだと言われる話ページ7

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『…腰が痛い』

現在、私は忍たまの1年生全員の服を洗濯してます。
長時間座ったせいで腰が痛い。

『人数が多いからなぁ、少し休憩するか』

立ち上がって背骨を反らす。
空を見上げる状態になり空を見ると、青が綺麗に広がっている晴天だ。

『うん、洗濯日和だね』

そう言って洗濯の続きをしようと腰を下ろし作業の続きをする。

作業に集中していると、目の前に大きな影が全体に広がり、上から布のような物が被せられた。

鉢屋｢ついでに私のも頼むわ｣

『頼むにしても他にやり方があったのでは…』

私は被せられた布を引っ張ってどかし声の聞こえた後ろの方に顔を向ける。

そこには土で汚れた5年生5人が揃っていた。
それに気づいた私は驚きのあまりに喉がヒュ、と鳴った。

『…揃いに揃って朝からそんなに汚れて…何をしてそうなったのですか？』

尾浜｢朝から実技のテストがあったんだ。みんな合格はしたよ。

それで時間が余って休憩してたら、6年生も実技のテストが重なってたのか休憩してた俺達に気づき無理矢理バレーに参加されて、この結果さ

あ、俺のもいいかな？｣

そう言って彼は脱ぎだして土だらけの服を渡す。

『そうですか、分かりました。他の皆さんの分も洗いますので服を下さい』

私は彼の服を貰い、他のみんなにも呼びかけるとお礼を言って私に渡した。

不破｢手伝おうか？傷が開いたって聞いてるし｣

『大丈夫です。それほど酷い怪我ではありませんから』

そう言って私は恐怖をかき消すよう精一杯の笑顔を作る。

久々知｢嘘をつけ。俺から見ても酷い怪我としか思えなかったよ｣

そう言って私の隣にしゃがみこみ洗濯物を洗い始める。

『手伝わなくても大丈夫ですよ！これも仕事の一つですから！』

そう言うと久々知さんは少し不機嫌そうな顔をにして私のおでこにデコピンをかました。

久々知｢伊作先輩と土井先生に何度も言われただろ。無理をするなって｣

『いっ！…聞いてたのですか』

久々知｢これでも忍者の卵だからな｣