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鉢屋「にしても、お前突然と変わったよな。食堂の時はあんなに怯えてたのに」




竹谷「あ、確かに。今は大人っぽい対応になってる」




い、痛い所ついてきたなぁ。




『…あの時は、失礼しました。

あれから、反省し考え直して、人前では怯えるのをやめようと思って、頑張りました』




尾浜「頑張ったってことは、まだ怖いの?」




『…はい。

ですが、それでは相手に失礼だと思い、私もこれからのことも考えて、この学園で人に慣れようと考えました。これから頑張りたいと思っています』





と、言っても私は人を簡単に信用することができなくて、人が怖い。

今でさえ、私が怯えてる姿を心の中では笑ってるかもしれないし、逆に怒ってるかもしれない。






そんな事、相手は思ってないとわかってはいるけど。


心の底ではそう思っているのではないかと疑っている自分がいて、自分に対して気持ち悪く感じる。






久々知「…無理はするなよ、苦手なことをすぐに克服するのは誰だって難しいことだからな」





『…ありがとうございます。では私はここで』





そう言っていつの間にか事務室前についていたことに気づいて私は彼らに挨拶をして部屋に入った。





久々知「……」






鉢屋「理由は最も…だけど、そう簡単に行動を移せるのはすげぇな」






尾浜「六年生の先輩方の時は全然怯えた所見せなかったよねー。俺たちでさえ怖いのに」







竹谷「お前、それ先輩達が聞いたら殴られるぞ」







鉢屋「いや、殴られるだけでは済まない。釣り上げられて火炙りだな」







尾浜「やめろやめろ!想像したら怖いだろ!」






久々知「…」






Aのあの対応について、最初は驚いた。






食堂の時は十三歳だが、少し幼いように見えたけど、今の少年の姿は、逆に十三歳とは思えない大人びた姿だった。






同一人物なはずなのにまるで別人。


正直言えば、恐ろしい子だと思った。






鉢屋「…おい兵助、何ぼーっとしてるんだよ」





久々知「えっ、あ…ごめん豆腐のこと考えてた」





尾浜「お前はブレねぇな」




本当は嘘。

あの後、久々知はAのことしか頭になかったようだ。

私が同い歳の人達と出会ってしまった話→←・



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勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - 良いお話ですね〜(∩´∀`∩) (2023年2月11日 0時) (レス) @page50 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
猫結び(プロフ) - 涙脆い幽霊さん» 嬉しいお言葉と応援ありがとうございます!初投稿でまだまだ未熟な所もありますが、このコメントをバネに頑張って夢主ちゃんが幸せになる結末を書いていこうと思います! (2021年3月7日 21時) (レス) id: f6b7f3f5e6 (このIDを非表示/違反報告)
涙脆い幽霊 - こんばんは。第一話だけで、涙を流しました!これからも応援しています!!無理せず、頑張ってください! (2021年3月7日 21時) (レス) id: 8867205e66 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:お昼寝 | 作成日時:2020年4月16日 2時

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