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『…自分、城に狙われている身で、家も知られてしまいここに逃げてきました。土井先生の勧めでこの学園の学園長に頼み、ここで働かせてもらえるようになりました
と言っても事務員ではなく見習いですけどね』
久々知｢もしかして、その怪我は…｣
『忍者に襲われました、5人一斉に』
そういうと、みんなの食べる手が止まりとても心配そうな顔をされた
『あ、えっと、すみません、ご飯食べてる時にこんな話をしてしまい…』
尾浜｢いや、まだ小さいのに色々大変だったんだな｣
『ち、小さいと言いますけど、これでも13ですから』
鉢屋｢はぁ！？11の間違いじゃねーの！｣
『し、失礼な、まだ成長期がきてないだけです』
すると右から｢ふふっ｣と柔く笑う久々知さんの声に私は我に返る
久々知｢やっと素直に話してくれたな｣
『あ、いや、その…すみません』
久々知｢いやいやなんで謝るの｣
『癖でつい…ご、ご馳走様でした、仕事に戻ります』
そう言って立ち上がり私はおばちゃんにおぼんを返して食堂から出ようとする
五年生の座る席に目線を送ると、彼らは私に向かって手を振ってくれたので、私も小さく振り返し食堂から出た
竹谷｢…会った時からだけど、すげぇ怯えられてたな｣
不破｢確かに、僕達そんなに怖かったのかな？｣
鉢屋｢ただの人見知りだろ、私達以外にも怖がっていたみだいだし｣
尾浜｢けど、意外に強そうだよね｣
久々知｢えっ何処が？｣
尾浜｢左腕の怪我だ、攻撃された瞬間に庇ったんだと思う。
利き手ならわかるがアイツが箸を使っていた手は右手、つまり反射的に利き手を庇うのではなく左腕で庇った。
しかもさっき転けたのに反射で受け身をとっていたから普段から鍛えられている証拠だと俺は考える｣
久々知｢よく見てるな…けど確かに、しかも5人と言っていたが例えプロの忍者でなかったとして、あれだけの怪我で済まされている…｣
鉢屋｢可愛くて弱そうな小動物かと思いきや凶暴な獣ねぇ…ちょっと面白そうだ｣
竹谷｢三郎、新しいおもちゃを見つけた顔をしてるぞ…｣
不破｢人見知りなのは確かだから程々にね…｣
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勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - 良いお話ですね〜(∩´∀`∩) (2023年2月11日 0時) (
レス) @page50 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
猫結び(プロフ) - 涙脆い幽霊さん» 嬉しいお言葉と応援ありがとうございます！初投稿でまだまだ未熟な所もありますが、このコメントをバネに頑張って夢主ちゃんが幸せになる結末を書いていこうと思います！ (2021年3月7日 21時) (レス) id: f6b7f3f5e6 (このIDを非表示/違反報告)
涙脆い幽霊 - こんばんは。第一話だけで、涙を流しました！これからも応援しています！！無理せず、頑張ってください！ (2021年3月7日 21時) (レス) id: 8867205e66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お昼寝 | 作成日時：2020年4月16日 2時
