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私が忍術学園に来るまでの話 ページ3



次に目覚めたら三途の川が見えてるのだろうと思っていたが



その先は木製の天井



ありえない光景に私は飛び上がるように体を起こす



自分にひかれている古びた布団が目に入り



そして周りを見渡すと薄暗いが、明らかに現代の世界とは思えない、古びた光景に空いた口が塞がらない



『ここ、ど………』



ここは何処と言おうとした



しかし自分の声ではない女の声に私は言葉を失う



ふと手に目線がいく



そこには少し小さい幼い手



自分の手ではないと思ったが、自分の考えた通りに動く指を見て自分の手だと確信する



声も手の形も全く違うおかしさに私は頭を抱えた



もういいとりあえず寝ようこれはきっと夢だと思って体を動かすと何かをぶつけた


そこに目をやると水が溜まった桶と隣には今にでも消えかけている蝋燭が照らしているのが見える



私はその溜まっている水に顔を近づけると



やはり、そこに映っていたのは知らない女の子



幼いが、その割にはとても顔立ちの良い、黒髪の可愛い女の子

けど、その子の頭や頬には怪我をしたのが治療の跡が見える




もう意味がわからない




確かに私は死んだ、もし生きてたとしても容姿が違うことがおかしい。




すると次の瞬間
突然激しい頭痛が私を襲った



電気が直接脳に当てられるかのような痺れる痛みに私は悲鳴をあげる



そして、今までとは違う別の記憶が私の脳に無理矢理と流れ込む



知らない夫婦

その夫婦に愛される自分

毎日が楽しかった日常

しかしそれは突然と終わりを告げる

その両親が殺された
そして自分は誘拐される

運ばれてる中、隙をみつけて逃げてる途中寒い雪の中で倒れた



ここで記憶は終わり頭痛もしなくなった



あぁ、あれは夢だと思っていたが、本当だったのか



知らない記憶を整理し、乱れる息を整え私は横になる



結果を言うと死んだはずの私は11歳の少女に転生したのだ



さっきの記憶は私が転生する前の少女の記憶



ラノベのような設定に私はもう笑うしかできなかった



すると、遠くから足音が徐々に近づくのが聞こえ、そして閉まっていた戸が開いた

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勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - 良いお話ですね〜(∩´∀`∩) (2023年2月11日 0時) (レス) @page50 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
猫結び(プロフ) - 涙脆い幽霊さん» 嬉しいお言葉と応援ありがとうございます!初投稿でまだまだ未熟な所もありますが、このコメントをバネに頑張って夢主ちゃんが幸せになる結末を書いていこうと思います! (2021年3月7日 21時) (レス) id: f6b7f3f5e6 (このIDを非表示/違反報告)
涙脆い幽霊 - こんばんは。第一話だけで、涙を流しました!これからも応援しています!!無理せず、頑張ってください! (2021年3月7日 21時) (レス) id: 8867205e66 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:お昼寝 | 作成日時:2020年4月16日 2時

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