私の新しい生活の話 ページ15
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遠くから雀の鳴き声が聞こえる
その声に反応して目を開けると、部屋全体が明るく、もう朝なのだと理解する
ゆっくりと体を起こし、働かない頭をはっきりとさせてから部屋から出た
戸を開けると、いつもなら少し薄暗いはずの空が明るい、どうやら疲れすぎて少し寝過ごしたようだ
いつもなら朝早く起きて、体力づくりのために筋トレや素振りをするが、まだ怪我が癒えていないのでしばらくやめようと思う
てかやると土井さんが鬼のような顔をして説教してくるから無理をしないと誓っている
井戸に行き、顔を洗い部屋に戻って身支度をする
事前に土井さんに貰った紺色の忍者服を着てみる
1度和夫さんが現役の頃の忍者服を見せてもらい着方の説明をしてもらったのを思い出しながら着替えていく
少し大きいのか袖が少し長い
まぁ、気にしないでおこうと考えながら鏡に向かってそばかすを描く
少し眉毛を濃くして、髪をくくり終わったあと立ち上がって部屋の戸を開けた
土井｢おっ、起きたか。昨日はよく眠れたか？｣
私を起こしに来たのか土井さんが目の前に立っていた
全く足音が聞こえなく、外にはださないが心の中では大声上げて驚いた
『おはようございます土井さん』
土井｢昨日疲れてご飯食べれなかっただろう、少しこの学園の案内をしながら食堂に行こっか｣
『はい』
そう言って私たちは食堂に向かった
…………………………………………
食堂についたが、やはりこの学園は広い、道に迷う自分の姿が目に見えてくる
土井｢おはようございます食堂のおばちゃん｣
するとカウンターの奥の厨房を覗くと、そこにはなにか下ごしらえをする人がいた
おばちゃん｢あら土井先生、一日早く来たのかな？｣
土井｢はい、あの簡単なものでいいのでなにかご飯作ってくれませんか？
昨日食べ損ねてしまって｣
おばちゃん｢あらあら、わかったわ、えっとこの子は…｣
『初めまして昨日事務員見習いになりましたAです。よろしくお願いします』
おばちゃん｢事務員見習い、学園長先生も変わった役職つけたのね
私はここの食堂でみんなにご飯を作っている食堂のおばちゃんよ
おばちゃんって呼んでね｣
とても明るく笑うおばちゃんについ私もつられて笑ってしまう
『はい、おばちゃん』
おばちゃん｢じゃあおむすびなら作れるから2人とも少し待っててくれるかい？｣
私達は｢はい｣と口を揃えて答え近くの席に座って待った
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勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - 良いお話ですね〜(∩´∀`∩) (2023年2月11日 0時) (
レス) @page50 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
猫結び(プロフ) - 涙脆い幽霊さん» 嬉しいお言葉と応援ありがとうございます！初投稿でまだまだ未熟な所もありますが、このコメントをバネに頑張って夢主ちゃんが幸せになる結末を書いていこうと思います！ (2021年3月7日 21時) (レス) id: f6b7f3f5e6 (このIDを非表示/違反報告)
涙脆い幽霊 - こんばんは。第一話だけで、涙を流しました！これからも応援しています！！無理せず、頑張ってください！ (2021年3月7日 21時) (レス) id: 8867205e66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お昼寝 | 作成日時：2020年4月16日 2時
