我妻クン は 予約済み【我妻善逸】

____キライ ページ30

『も...だめ、し...ぬ』


喉が血の味がして 心臓はどくどくと変な音を立ててるし、 肺がおかしくなってるのか上手く呼吸ができない。



炭治郎「さあや、大丈夫か？」



そう言って背中をさすってくれる炭治郎


まだまだだァ！って走り回ってる伊之助


私の横でへなぁって倒れてる善逸




『いくらなんでも過酷すぎないですか！？！？』



炭治郎「すまない...さあやがあまりにも体力も力もあるものだから、女の子であることを忘れていて...」



すごくない！？私この3人とおんなじ量の筋トレと素振りとその他色々やったんだよ！？(雑




『もうさっきので5キロは痩せた気がする』



炭治郎「さあや、残念だがそれはない」



『いやわかってるから！気持ちの問題だよ！現実を突きつけないで！？』



伊之助「もう辞めんのか！？」



炭治郎「伊之助、気持ちはわかるが、さあやはもうヘトヘトだ。休ませてやらないと。無理は良くないからな」


炭治郎「もう戻ろう」



そう言って歩き出す炭治郎



いやホントに申し訳ない。



申し訳ないんだけど...




『...すいません』




『...歩けないです！！！！！』



不甲斐なし！！！！！！！(どっかで聞いた

足を思い切りつってしまってさっきから伸ばしてるんだけどどうにもこうにもならないの！！！

なんか地味に激痛だし！地味に激痛って何！？

派手に激痛だわ！！！(どっかで聞いた



炭治郎「謝らなくていい」



そう言って笑った後私の前に背を向けてしゃがむ炭治郎


炭治郎「乗っていいぞ」



『っえ！いいんですか！？』

もうこの長男どこまでイケメンなの...


お言葉に甘えて...と炭治郎の肩に手を添えた時



善逸「いい訳ねぇだろ！！！」



さっきまで死んだように動かなかった善逸が突然飛び起きた。



『いやぁっ！びっくりした！死んだゴ○ブリが突然羽を広げて飛び出した時ぐらいビビったよ！！！！』


善逸「例えが意味不明すぎだろお前」



善逸「じゃなくて！炭治郎何お前さらっとさあやのことおぶろうとしてんだよ！」



炭治郎「し、仕方ないだろう？さあやが歩けないって言っているんだ」



あまりの剣幕にさすがの炭治郎もオドオドしている


善逸「あぁ！？そこはお前じゃねぇだろ！俺だろぉぉぉぉぉ？！」


炭治郎「...そ、そうか。じゃあ善逸、頼んだぞ。」


いや炭治郎手放すの早すぎ。もう少し粘ってくれても良くないか？本当は私の事おぶりたくなかったよね？絶対

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