我妻クン は 予約済み【我妻善逸】

____スキ ページ17

※前回の続きです 街に二人で行くみたいです

(さあやside)


『どこ行く！？』



ただいま善逸と デート(仮)中です。

街に出てくるのはほんとに久しぶりで,賑やかな音が耳をくすぐってくる。


善逸「さあやが行きたいとこでいいよ」


...何こいつイケメンかよ


そう、善逸はね なんだかんだ優しいんだよ

親しき仲にも礼儀あり ってね！気遣いは忘れないの！

さすが私の許嫁でしょ！？(ご機嫌


『あ！あれ食べたい！』


善逸「何？」


『あいすくりいむ？』



この前,炭治郎から街であいすくりいむってやつを食べたって話を聞いたんだ〜

伊之助,善逸,炭治郎の3人で食べに行ったって...


私任務だったから行けなかったんだよな


善逸「いいよ、行こっか。」



『やったあー！』


こういう時の善逸は しっかりしてて頼りがいがある


今だって私がよそ見してて人にぶつかりそうになったんだけど善逸が私の肩を寄せて,避けてくれた。


善逸「よそ見してたら危ないでしょ、この馬鹿」


うん、イケメン。イケメンなのは認めるけどさぁ、


『馬鹿は余計じゃないですかね！？ねぇ！？』


ぷんぷんしながら訴えても善逸は知らんぷり


それどころか可愛い女の子を見つけて声をかけに行ってるではないか。


は！？！？




オイオイ 私は？

きゃわいいきゃわいい さあやちゃんが隣にいるというのに！？



デレデレ顔の善逸に腹が立って駆け寄ろうとした時




「おおお？見ねえ顔の別嬪さんがいるな〜」


「ねえちゃん俺らと遊ばねえか？」



店から男の人が3人出てきた。

酔っ払っているのか 顔は赤く、お酒の匂いも強い


って、これ私に言ってる！？

キョロキョロ周りを見渡しているとケラケラと笑われた


「アンタのことだよねえちゃん」



そう言って私の腕を ひとりが掴んだ





ちから強！強すぎでしょ！女の子は宝石のように扱わなきゃいけないんだよ！？




ってか昼間っから飲むんじゃないよ！この酔っぱらい！


そう言ってやりたいけど男たちを怒らせてはたまらない。


『私、許嫁がいるので』


「ああ？許嫁だあ？関係ねえよ」

そう言ってまたケラケラと笑う男たち


...くっそ腹立つな


力でねじ伏せるのは容易いこと

でも なんの罪もない人達に暴力を振るうのは抵抗がある。


「ほら、さっさと来いよ」


さっきよりも強く腕を引かれて体がよろけた

そのまま人通りの少ない路地に連れ込まれる


まずい まずい まずい まずい！！

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