我妻クン は 予約済み【我妻善逸】

____スキ ページ7

(炭治郎side)


伊之助「オイ三太郎！あれをどうにかしろ！！」


中庭で素振りをしていたら

突然伊之助が 視界に飛び込んできた。


伊之助はいつになったら俺の名前を覚えてくれるんだ？

そして その頭突き。

本気じゃないのはわかるけど地味に痛いんだよ



炭治郎「どうしたんだ伊之助、わかったからその頭突きは止めてくれ」


炭治郎「そして俺の名は炭治郎だ！」


毎度の事ながら

伊之助の頭突きを辞めさせ、名前の間違えを訂正して

やっと話を聞くことが出来る。



どうして俺の周りはこんなにも騒がしいんだ..

思わず頭を抱えたくなるが 今は伊之助の件が先だ




伊之助「紋逸とさあやがずっとギャーギャーピーピー騒ぎ立ててんだよ！」


身振り手振りを付けながらとにかくうるさいことを伝えてくれる伊之助。




そんなことより


炭治郎「伊之助...お前。」


炭治郎「さあやの名前はちゃんと言えるんだな」





伊之助「アァ？舐めてんのか!?」


伊之助も成長したもんだ...って

感心してる場合じゃない。






炭治郎「原因は何かわかるか？」


伊之助「知らん！俺が紋逸とさあやは似てるっつったら2人してすっげぇ顔で睨みつけられた」


それからずっとあの調子だ！

とサラッと言ってのける伊之助


間違いなく原因はそれだろうな...。



炭治郎「似てるってどういうことだ？」


伊之助「どういうことってどういうことだ！」


質問を質問で返されてもな...


炭治郎「えっと、どこら辺が似てると思ったんだ？」


伊之助「はぁ？アイツら似てねぇか？」


伊之助「すぐ叫ぶしとにかくうるせぇし、いっつも走り回ってるし、目ん玉クリクリだろ？」



そっくりじゃねぇか！！って叫ぶ伊之助


...確かに似てる。


同類だからあんなに喧嘩が多いのか？



まあ走り回ってるのはだいたいどっちかがどっちかを追いかけてるからだろうけど。



炭治郎「伊之助、とりあえず2人のところに案内してくれるか？」


伊之助「こっちだ！ついてこい！」

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