我妻クン は 予約済み【我妻善逸】

____キライ ページ45

(夢主side)

※ 微ピンクシーン入りますので苦手な方は回れ右！


『これ、いつ治るんだろ...ほんとに』


一応 かかった直後にしのぶさんに見せに行ったけど

しばらく経ったらもどるだろう、いやもう戻らなくていいのでは？ とにこにこしながら言われた。

鏡を見ながら そっと 耳に触れてみる


『ひっ、！』


自分で触っているのに びくっと体が反応してしまうんだから 他の人に触られたらやばいんだろうな。



『眠くなってきたぁ、』


朝起きたら治ってるかもしれないし、もいいや 寝よ。


布団を被って目を閉じた時、スーッと襖が開く音がして目を開けた



『だぁれ？』



善逸「よかった、おきてたね？」



げ...よりによってなんで善逸なのさ、


えへへって気持ち悪い笑い方をしながら部屋に入ってくる。

私は仕方なく起き上がって電気をつけた。




『んん、私 眠いんだけど、どうしたの？怖い夢でも見た？』



善逸「んーん、違う」


にやりと笑った善逸

...嫌な予感がするなぁ



『っぇ！？』


ﾄﾞｻｯ


善逸が私の上に覆いかぶさり 見事に組み敷かれた。

お、お、押し倒されっ、!?!?

突然の出来事に

頭が追いついていない私に 善逸がひと言



善逸「夜・這・い」



『...コロス』



善逸「いってぇぇぇぇぇ！！」



手は固定されていなかったから 、善逸のみぞおちに思いっきりグーパンを入れてやった。

さっきの言葉が頭の中をぐるぐる回って顔が熱くなる




『馬鹿じゃないの！？いや、馬鹿だと思うな私は！』


『帰れ変態！阿呆！女好き！』


思いつく限りの 暴言を浴びせるが、私のグーパンが思ったより効いたのか善逸は 床に伸びている。




落ち着けさあや、冷静に冷静に。

必死に頭を回そうとするが 顔が熱くてそれどころではない。

普段なら対処出来ていたはずなのに、パニック状態だったせいで、背後から近づく足音に気づくことが出来なかった。



善逸「...ふーっ」


『ふぁぁっ！？』


突然耳元で息を吹かれ 体がビクビクと反応し、口からは情けない声が漏れだした。


振り返って善逸を睨みつけると 先程までのは演技だったのでは、と思うほどにやにやした善逸。





善逸「ソレ、敏感なんでしょ？」



『な、なんで知ってっ、ひぁっ、』


善逸の手が耳にそっと触れると、体に電流が走ったような感覚に陥る。


善逸「はは、かわいーね」


悪魔のような笑みを浮かべた善逸。

ああ、もうこうなってしまったら止められない。

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