今からブリッコを潰します。【歌い手】 (ページ31)

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「蹴るな!!!!ていうか

いつまでその格好でいるつもり？」

『え？何？その格好て？』

「言いたくないけど、染みつきの熊さんパンツ見えてますよ？」

『うん。処刑☆』

私たちの偽りゲームが幕開けして

５日経った。

私が前と変わったのは

まふまふ、そらると喋らなくなった。

なぜか燈夜と湊がキラキラの笑顔で接してくる。

クラスから避けられるようになった。

96とろんが転校した。

浦島坂田船が睨んでくる。

あー!!１番の変わったことは

自炊始めました☆

やめて!!無言で殴らないで！！←←

うん何？泣かないのかって？

泣くわけないじゃん。

今ちょうど敵がたくさん出来ていい機会なのに

泣いてへそ曲げてそんなことしてる場合じゃないの

私が今できるのは

目の前にいる姫恥を倒すことと

　ライブに来てくれる人を心の底から楽しませること＿＿

ただそれだけ。

友達がどうこう言っている場合じゃない

リスナーさんに全てをかけて

リスナーさんを信じる。

それが私の歌い手白黒のモットーだから。

よしまぁこんなことどうでもいいんだけど

今一番考えないといけないのが

目の前の豚をどう食すか←

『豚じゃないわよ!!何アンタ？

そんなに羨ましいわけ？皆に愛されてるワタシが』

「えー!!いつワタシがそんなこと言ったぁ？

こんな豚で自分が１番て思ってて性格もクソで

何よりも愛されてるて自分で口にして当たり前と幻覚見てるお前になんか

羨ましいなんて貴重な感情使うわけねぇだろ？ばーか」

『ｸｯ!!調子乗ってんじゃねぇよ！！

ホントにさ……殺すよ？

今の私の財閥の力強いからね？

ていうかなによりもお前より人気だし。

この世は金なの。

金を持ってる人が上に立てるの。

愛加奈財閥なめんじぇねぇよ？』

「愛加奈財閥？…………あぁそれなら」

pruuuuuuuuuuu

『もしもし姫恥様。』

『あらなんでしょう？』

『大変申し訳ございません！！

愛加奈財閥は、清川敦という謎の男によって潰されました。』

『は？』

ここで、姫恥の通話はとぎれた。

いまのAの顔はとてもニヤニヤしてる。

「ごめんなさいねぇ～うちのものが大変失礼しました～

清川敦のいとこの麻霧 Aと申します。

以後お見知りおきを？」

◯・◯・◯
うちの夢主最強説！！

だけど姫恥の嫌がらせはまだまだ終わりませんよ！！