。 ページ20
千夏side
｢千夏嬢!!どこに?!｣
『うるさい！稀咲の野郎に話があるって言っといて!!』
稀咲!!わざわざ私じゃなくってもいい仕事を寄越して…
そこまでして、ヒナ姉を…
"敦｢今までありがとうな千夏ちゃん｣"
場所なんて考えればすぐに分かる
直ぐに花ちゃんに電話する
電話すればヒナ姉が近くにいないみたいで、急いで駐車場に行くそうに伝える
『ってーな…って半間 どうしてここに？』
半｢千夏お前こそなんでここにいんだよぉ？仕事は？｣
『あんなんすぐ終わる…稀咲に言っといて、"いい加減しなよっ、未練タラタラ男…"』
半｢ばはっ、やっぱりお前は気づくか｣
『当たり前でしょ？』
ここに半間が居るんなら正解
余裕の笑みを浮かべて、半間に背を向ける
絶対にヒナ姉と花ちゃんには幸せになって貰わなきゃ…約束したんだから…
アッくんもせっかく夢を叶えたんだから…
死なせたりなんかしない…!!
花｢あ"あ"あ"あ" 絶っ対ぇ助けるから
何度失敗しても 何度でも何度でも 君が助かる未来にたどり着くまで 絶っ対ぇ折れねぇから
俺が東卍のトップになる｣
目的の駐車場に着けば
叫んでいる花ちゃんと燃え上がる2台の車
間に合わなかった…
『……ごめんなさい…ごめんなさい…』
花｢もしかして、千夏ちゃん？｣
『花ちゃ…私、私…』
どうしていいのか分からずに突っ立っていたら
花ちゃんに見つかった
何か声をかけてくれているけど、全く頭に入ってこない
花｢千夏ちゃん!!｣
『っ!!ごめんね、アッくんもヒナ姉も助けれるはずだったの…私が…私なら止められたはずなの!!なのに、なのに…』
そうだ、あの日約束したのに…
花｢千夏ちゃん…｣
『……今度、またこっちから連絡する
今の私は警察に会うのはまずいから、ごめんね花ちゃん』
どんどん近ずいてくるサイレンの音
複雑な顔の花ちゃんに気づかない振りをして
その場を離れる
武道side
目の前にいたのは見覚えのある懐かしい顔
髪は短くなっていたし、顔立ちもあの頃からパワーアップして綺麗になっていた
慌てて駆け寄って声をかけるけど全く聞こえてないみたいで
花｢千夏ちゃん!!｣
『っ!!ごめんね、アッくんもヒナ姉も助けれるはずだったの…私が…私なら止められたはずなの!!なのに、なのに…』
花｢千夏ちゃん…｣
『……今度、またこっちから連絡する
今の私は警察に会うのはまずいから、ごめんね花ちゃん』
千夏ちゃんは今にも壊れそうだった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 436人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
瑠李(プロフ) - 連絡待ってマース( ᴖ ·̫ ᴖ ) (8月17日 18時) (
レス) @page34 id: c16010e046 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続きが気になる (2022年9月11日 8時) (レス) @page33 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
みやこ(プロフ) - みあんさん» みあんさんありがとうございます!!更新頑張ります!!楽しんで読んでいただき本当に嬉しいです! (2021年11月2日 7時) (レス) id: 06f680b60e (このIDを非表示/違反報告)
みあん - この作品面白すぎます。夢主とマイキーの絡み可愛いかったり面白いので更新楽しみに待っています！！ (2021年10月25日 22時) (レス) @page22 id: 73c00f1eb7 (このIDを非表示/違反報告)
みやこ(プロフ) - 瑠李さん» 瑠季さん。ありがとうございます!!待っててくれると嬉しいです！！ (2021年10月15日 7時) (レス) id: 06f680b60e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みやこ | 作成日時：2021年9月14日 18時
