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ここっ....どこだ.....?
千「あ、ガヤさん目冷ましたー!」
二日酔いの頭に盛大に響き渡る
健永の馬鹿でかい声。
藤「ちょ....もう少し声のボリューム落として.....」
千「あ、ごめん!!......ニカは休日出勤なの」
藤「あ、そうなんだ......あ、俺帰るね」
千「え、送っていくよ?」
藤「あ、じゃ....お願いしていい?」
千「もちろん!!....それにしてもさぁ、どうしちゃったの?」
藤「何が?」
千「昨日突然倒れちゃってさ。
ニカも北山さんも心配してたよ〜」
北山っ、さん.......だ、誰だっけ?
ダメだ、忘れちゃいけない気がするけど
完全に記憶から抹消されてる。
藤「千賀っ、北山さんって.....」
千「おっけー、準備できた!行こ?」
藤「あぁ、うん......」
肝心な部分が聞けないまま、千賀の車に揺られる。
流れる街並みはいつもと変わらないはずなのに
なんだかソワソワした。
新しいことが起きそうな気がする。
千「着いたよーー!」
藤「あ、うん....ありがと」
千「またお店来てねー!」
藤「ありがと、そうさせてもらうよ」
健永を見送ってエレベーターを待つ。
俺が住んでる7階からエレベーターが降りて来て
ドアが開く時乗っていた人が降りて来てすれ違った。
藤「....え、あれ.....いまのっ......」
重症だ。
こんな所にいるはずもないのに
大好きな彼を幻覚に見てしまうなんて......。
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yuri(プロフ) - 遥廻瑠涼さん、北山さんと藤ヶ谷さんが偶然キスをしてしまった時には裏がない話と知りつつ、この後の展開にドキドキしていました。まさかのほっぺにビンタで終わるとは思っていなかったので、初々しいラブコメ感が可愛いなーと、2人の関係が進むのを楽しみにしています (2017年12月12日 23時) (レス) id: c775aeb07a (このIDを非表示/違反報告)
YOU7625(プロフ) - に知れていたら良かったなぁ。と思ったのが正直な思いです。評価出来ていないものは遅いかも知れませんが今から出来る限りするので良ければまたこれからも書き続けて欲しいと思います。長々と申し訳ありません。良ければ読んで頂けると嬉しいです。 (2017年12月12日 16時) (レス) id: 74391825a1 (このIDを非表示/違反報告)
YOU7625(プロフ) - この作品を読み始めて他の作品も読ませて頂いたのですが、インキュバスの藤北さんがとっても好きで、また作者さんがちょっと話が違うだけでも書かないかと楽しみにしていましたが、残念ですが、知るのが遅かったみたいです、まさか3年前からやって居られたらもっと早く (2017年12月12日 16時) (レス) id: 74391825a1 (このIDを非表示/違反報告)
YOU7625(プロフ) - 感想を書かずに読んでました、ごめんなさい。作者さんのお気持ちは私も作品を書かせていただいた事があるのでわかるはずなのに感想も書かないでごめんなさい。今回、どうしても伝えたい事があり、感想を書きに来ました。続きを次の感想に書かせてもらいます。 (2017年12月12日 16時) (レス) id: 74391825a1 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - そう言って頂けて、安心しました。本当にありがとうございます。そして、本当にごめんなさい。続きも楽しみに待っていますね!? (2017年11月22日 11時) (携帯から) (レス) id: 546aa22f8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:遥廻璃涼 | 作者ホームページ:http://yaplog.jp/2342876rh/
作成日時:2017年9月28日 23時