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【27】 ページ27

藤「北山さん、鍵はどこですか?」

北「..........んっ......」





ダメだ.....。


半分寝てしまっている。

それでも頬には涙の跡が残っていた。


北山さんを支えたまま
3つ先の俺の家に向かった。






寝室に直行して、北山さんをベッドに
静かに降ろす。




北「ん〜.....ムニャムニャ......」




ムニャムニャってなんだ?

寝言か?




とりあえずコートを脱いで水を一杯飲む。


寝室に目をやれば
北山さんはお腹をポリポリ描いている。




藤「とりあえず今日はここに泊まってもらって....」




ベッドに腰掛けて北山さんの寝顔を見つめる。






毎日の様に眺めていた彼が
いまはこうして俺のベッドで眠っている。




このまま食べちゃおうとかは不思議と思わなかった。




ただ寝顔を見つめていたい。

何かを抱えている貴方の、心の闇はまだわからないけど
もしこの先俺にその荷物を半分でも分けてくれるなら



貴方の笑顔を守りながら
俺はそばにずっといたい、そう思う。






風呂に入ろうと立ち上がったとき




急に腕を掴まれてバランスを崩し







愛しい人の唇に、初めて触れた。

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設定タグ:藤北 , 藤ヶ谷太輔 , 北山宏光   
作品ジャンル:タレント
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yuri(プロフ) - 遥廻瑠涼さん、北山さんと藤ヶ谷さんが偶然キスをしてしまった時には裏がない話と知りつつ、この後の展開にドキドキしていました。まさかのほっぺにビンタで終わるとは思っていなかったので、初々しいラブコメ感が可愛いなーと、2人の関係が進むのを楽しみにしています (2017年12月12日 23時) (レス) id: c775aeb07a (このIDを非表示/違反報告)
YOU7625(プロフ) - に知れていたら良かったなぁ。と思ったのが正直な思いです。評価出来ていないものは遅いかも知れませんが今から出来る限りするので良ければまたこれからも書き続けて欲しいと思います。長々と申し訳ありません。良ければ読んで頂けると嬉しいです。 (2017年12月12日 16時) (レス) id: 74391825a1 (このIDを非表示/違反報告)
YOU7625(プロフ) - この作品を読み始めて他の作品も読ませて頂いたのですが、インキュバスの藤北さんがとっても好きで、また作者さんがちょっと話が違うだけでも書かないかと楽しみにしていましたが、残念ですが、知るのが遅かったみたいです、まさか3年前からやって居られたらもっと早く (2017年12月12日 16時) (レス) id: 74391825a1 (このIDを非表示/違反報告)
YOU7625(プロフ) - 感想を書かずに読んでました、ごめんなさい。作者さんのお気持ちは私も作品を書かせていただいた事があるのでわかるはずなのに感想も書かないでごめんなさい。今回、どうしても伝えたい事があり、感想を書きに来ました。続きを次の感想に書かせてもらいます。 (2017年12月12日 16時) (レス) id: 74391825a1 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - そう言って頂けて、安心しました。本当にありがとうございます。そして、本当にごめんなさい。続きも楽しみに待っていますね!? (2017年11月22日 11時) (携帯から) (レス) id: 546aa22f8e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:遥廻璃涼 | 作者ホームページ:http://yaplog.jp/2342876rh/  
作成日時:2017年9月28日 23時

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