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会場に着いたが、なかなか入る勇気がない。
藤ヶ谷がくれたチケットを握り締めて
入り口に立ち尽くして早30分......。
その時だった....。
『.....あのっ....』
女性に声を掛けられ振り向くと
『お花屋さんの方ですよね？』
北「あ、どうもっ.....」
やっぱり来てたんだ。
友恵さんだった。
『知り合いの方でも出られるんですか？』
北「あ、はい......」
『ふふっ、北山さん』
なんで俺の名前知ってるんだ？
『太輔から聞きました。ニューヨークでの太輔の様子が
可笑しかった原因がまさかお花屋さんだったなんて』
北「え？」
『太輔、あなたが来てくれるか不安だって
あたしに何度も電話してきましたよ？』
北「藤ヶ谷が.....ですか？」
『元カレが男に恋したって、びっくりです。
でもあなたは、太輔が好きな要素をすべて持っている
素敵な方です』
友恵さんは優しく微笑むと、俺の腕を掴んで
会場まで走り出した。
北「あっ、待ってくださいっ！！」
『早くしないと、始まっちゃいますよ！！』
藤ヶ谷がこの人を選んだ理由、いまならわかる気がする。
友恵さんが写真を残しておいたのは未練なんかじゃない。
単純に、同じ同業者として藤ヶ谷を尊敬しているから。
会場に入って座った席は一番後ろの端っこ。
藤ヶ谷がくれたネックレスを握り締めた時
会場の電気が消え、幕が上がった。
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遥廻璃涼(プロフ) - ひらりさん» コメレス遅れてしまい申し訳ないです！！(;´･ω･)久しぶりですね！？元気でしたか？(^▽^)/無事、完結しました（笑）最後まで読んでくれてありがとうございました(´;ω;｀) (2017年1月12日 23時) (
レス) id: 3340cfddbb (このIDを非表示/違反報告)
ひらり(プロフ) - お久しぶりです！ 我慢できずコメントしちゃった（笑）。ふたりのぎこちない距離にめっちゃ翻弄されてます…。すれ違いほど苦しいものはないから、どうか幸せになってほしい…！ 最後まで応援してます(#^.^#)。 (2016年12月27日 16時) (レス) id: 25c128019f (このIDを非表示/違反報告)
☆たまき☆(プロフ) - 今の！LINEのうっかり送信しちゃうくだりっ！めっちゃキュン来たーーーー！上手い！涼ちゃん流石！ありがとうσ(≧ω≦*) (2016年12月24日 1時) (レス) id: 6d5e6c7518 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - そう言って頂けて､安心しましたm(._.)m2人は､すれ違いになってしまったんですね!?m(._.)m続きも楽しみに待っていますね!?(^^) (2016年12月23日 2時) (携帯から) (レス) id: 546aa22f8e (このIDを非表示/違反報告)
遥廻璃涼(プロフ) - 未来さん» えぇ、天罰下してやりました笑いい題材になると素直に思ったので取り入れさせていただきました！！最後までどうかお付き合いください^ - ^ (2016年12月22日 23時) (レス) id: ce68e372d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遥廻璃涼
| 作者ホームページ：http://yaplog.jp/2342876rh/
作成日時：2016年12月15日 23時
