クロトの微笑。

【16】 ページ17

―カランコロン〜.....




久しぶりに来た





渉「いらっしゃ...あ、みつ」

北「どーも」

渉「もう閉店ですけど〜？」

北「閉店って....ここそんな客来ないじゃん(笑)」

渉「失礼なことゆうねぇ(笑)
　 なに飲む？」

北「ん〜....じゃぁキームン」





キームンは、中国紅茶の一つで
お値段は可愛くない(笑)


マイルドな味で飲みやすいんだ







ここは親友の横尾さんのうち



この森には、俺の教会と
横尾さんが経営する、紅茶の専門喫茶「Kis`cafe」しか
店はないんだ






渉「はい、どーぞ.....ねぇ、その傷どうしたの？」

北「ん？
　 あ、これは....転んだ」

渉「30にもなって？」

北「うぅ...しょーがないだろっ！！///
　 服の裾が長かったの！！！/////」

渉「はいはい(笑)」






これは.....藤ヶ谷さんが貼ってくれたもの





ずっと剥がれなきゃいいのに....なんて





紅茶を飲みながら
おでこに貼ってある絆創膏を
コシコシと摩った






渉「好きな人に貼ってもらったの？」

北「ぶぅぅぅぅぅーーーー！！！！」

渉「み、みつ！？」






あまりに意表を突いた質問に
口の中の紅茶を吹きだしてしまった

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