＊ ページ4
．
「 今日はありがと 」
日はすでに落ちて、空には月と星々がきらきらと輝いている
梓を家まで送って、今は少し話をしているところ
「 おう、じゃあな 」
「 おやすみ 」
梓にわかれを告げ、俺は家に帰った
家に着いて、俺の部屋に直行する
一日中歩き回って疲れたのか俺はベッドに倒れこんだ
「 梓のやつ、日々だんだん可愛くなってる気がする… 」
( あれ、今、俺なんて言った？ )
それを考えた瞬間、ぼっと顔があつくなった
「 う、あああ〜、」
俺は何回も寝返りをしてバタバタと足を動かした
( 梓は男、梓は男、梓は男…！ )
枕に顔をうずめて、必死で自分に言い聞かせた
．
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＊梓サイド＊
．
Aが帰ったあと、俺はすぐお風呂場に向かった
暑くって鬱陶しいウィッグを外し、
変にスースーするスカートも脱いだ
なんで、俺、こんなことしてんだよ…
女装なんか好きでしてるわけじゃないのに
俺は服を全て脱ぎ浴槽へ行った
ぶくぶくと顔をお湯の中に入れた
疲れた体にはちょうどいい湯加減で気持ちいい
俺は腕をぐ〜っと伸ばし、一言つぶやいた
「 はやく、俺のこと好きになれよ 」
それは浴室に静かに響いて消えていった
．
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さかな(プロフ) - ホタルさん» ああああああありがとうございますぅぅぅ！！！ めちゃくちゃ嬉しいです！ また新しい小説あげると思いますので、そのときはまたよろしくお願いいたします！ (2017年10月2日 19時) (
レス) id: 1683482e3d (このIDを非表示/違反報告)
ホタル(プロフ) - こういう系好きですうううううう！！ありがとうございます（合掌） (2017年10月2日 12時) (レス) id: e79370225b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さかな | 作者ホームページ：無気力組とシェアハウス、してみたくない？
作成日時：2017年9月23日 22時
