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141話 ページ8

フロイド「金魚ちゃん、こんなとこで何してんの?かくれんぼ?楽しそうだね」

リドル「フ、フロイド。ボクのことを変なあだ名で呼ぶのはやめろと何度言わせるんだい?」

フロイド「だって、小さくて赤いのって、金魚なんでしょ?」


 
 
グリム「何か変な奴なんだゾ」

フロイド「わー、喋る猫だ!おもしろ〜い。ねえねえ、ギュッて絞めていい?」

グリム「し、絞める!?やめるんだゾ〜!」

 

 
 
 
 
 
うん。何か察した。
リドル先輩が近づきたくないのも分かった気がする。

 
 
 

 
ジェイド「おや、ハーツラビュル寮のみなさんお揃いで。
もしや、マジカルシフト大会に向けての敵情視察ですか?」

ケイト「えーと、これにはいろいろとワケが……」

ジェイド「スパイ行為を見逃すわけにはいきませんねぇ。
何故僕たちを監視していたのか、理由を詳しくお聞かせ願いますか?」

 



 
 
 
リドル先輩に近づいた人のもう片方の方が此方にやってきた。

おいおい。目が笑ってないんですけど?
見た目温厚そうなのに中身は腹黒かよコイツ。

 
 
 
 
 
エース「コイツ、物腰は柔らかそうだけど全然目が笑ってない……」
ケイト「とにかく、お邪魔しました〜っ!」


 
 
 
 
 
ケイト先輩の声で一斉に走り出す。
この判断は間違ってない。あれは関わったらダメな人達だ。


後ろからバタバタとこちらに向かってくる音が聞こえ、思わず後ろを振り向く。

 
 
 
 
 


『マジかよ…!』

デュース「うわ、追いかけてくるぞ!」


 

フロイド「ねーねー、待って〜」


リドル「そう言われて誰が待つんだ!総員退却!」
 




 
 
リドル先輩の言葉で全員が走るスピードを上げる。
進〇の巨人に出てくる巨人より怖かった。

巨人に追いかけられるってこんなに怖いんだな……

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
フロイド「あー。行っちゃった」

ジェイド「ふふふ、楽しい追いかけっこでしたね。
それに、アズールが言っていた()も確認できましたし」

フロイド「アレがアズールの言ってたヤツ?」

ジェイド「ええ。さ、アズールの所に向かいましょう。
この事を報告しなければ」

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作者名:オルガ | 作成日時:2021年1月16日 2時

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