144話 ページ11
グリムを回収し、話を切り出す。
『さっきはグリムが失礼したな。
いきなりで悪いんだが、少し話を聞いてくれないか?』
ジャック「いきなり何なんだ、テメェ等。この俺を守る、だと?」
デュース「実は最近学園内でマジカルシフト大会の選手候補が
怪我をさせられる事件が多発しているんだ」
エース「で、オレたちはその犯人を捜しているんだけど」
ジャック「それと俺に何の関係が?」
ケイト「単刀直入に言うと、
次に狙われそうな選手候補をマークして、犯人が現れるの待とうって作戦デス。
どお?ちょっとオレ達に協力してくれないかな?」
怪訝そうな顔をしたジャック・ハウル。
これは協力は無理そうだなー…
ジャック「断る。
俺は1人でなんとか出来るし、お前らに守って貰う必要はねぇ」
『だが、万が一って事がある』
ジャック「……いらねぇって言ってんだろ。それに……。俺が狙われることは、多分……ない」
そう言うとジャック・ハウルは行ってしまった。
狙われることがない?
何故?コイツは選抜メンバーで有力選手のはずだ。
何故そう言い切れる。
ケイト「あー、行っちゃった」
グリム「なんかぶっきらぼうでカンジ悪いヤツだったんだゾ」
エース「いやあの話の振り方じゃ、誰でもムッとするだろ」
グリム「ッカ〜ッ!人間ってヤツは話し方ひとつでいちいちめんどくせぇんだゾ!」
『……』
デュース「A?どうかしたのか?」
『……いや。なんでもない』
用事も済み帰ろうとすると
目の前にガタイのいい生徒達が立ちはだかった。
サバナ寮生A「おい、お前らここで何してんだよ」
サバナ寮生B「ハーツラビュル寮のやつらじゃん」
サバナ寮生C「へへへっ!赤いお坊ちゃんのおとりまきかぁ〜!」
サバナ寮生A「俺達の縄張りにずかずか踏み込んできて無事に帰れると思ってねぇだろうなァ?」
面倒なことに巻き込まれた。
鏡へと続く道を塞がれてるからに俺達を帰す気はなさそうだ。
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作者名:オルガ | 作成日時:2021年1月16日 2時