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220話 ページ35

デュース「悪いが、ドリンクを運ぶのが先だ」

エース「混んでるんだし、注文くらいアンタが取れっての!
何でもかんでもオレらにやらせてのんびりしやがって」

ジェイド「イソギンチャクの分際で口答えとはいい度胸ですね」


 
 
するとジェイド先輩から笑みが消え2人の頭のイソギンチャクを引っ張る。
ギュインギュインと痛々しい音が聞こえてきた。
 
 
 
 
ジェイド「僕はアズールに新人指導を言いつけられていますから。
口答えする生意気な新人には躾をしなくては」
 
『ちょっと待った』


 
 
俺は席から立ち上がりジェイド先輩の手を2人のイソギンチャクから離した。

 
 
 
 
ジェイド「おや……困りますねぇ、お客様。
先ほども申し上げた通り、ラウンジでは僕たちのルールに従って頂きませんと」

フロイド「言う事聞かない困ったちゃんは
オレたちが絞めていいってことになってるんだよねぇ〜」

『そうかもしれないがここは“紳士の社交場”なんだろ?
今の行為を紳士とは到底言えないな』

フロイド「じゃあお前等がコイツらの代わりに店を手伝ってくれんの?」

 
 

は?なんでそうなるんだ??
俺達は客だろ。何で手伝わなくちゃならないんだ。

とそんなことを思っていると後ろからエースが声を上げた。

 
 
 
エース「あっ、それいい。それでいこう!
今からAとジャックが、臨時で手伝いをするってことで!」

ジャック「てめ、何勝手に決めてんだ!」

ジェイド「真面目に働いてくれるなら、僕らは誰でも構いませんが……」
 
『とばっちりだろ…』



 
 
俺は右手で目頭を押さえていると横からデュースとエースがコソッと
話しかけて来た。

 
 
 

デュース「お前らだって、店から追い出されたら困るだろう?」

エース「マジでしんどいんだって。裏でグリムも体中泡だらけになって洗い物してるんだぜ?」

『……全く、調子のいい奴らだ』


 
 

俺はブレザーを脱ぎワイシャツの袖をまくるとジャックも
ブレザーの腕をまくり始めた。

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否羅(プロフ) - ニッチさん» コメントありがとうございます!直させていただきます!! (2021年2月19日 13時) (レス) id: c95b44b0e3 (このIDを非表示/違反報告)
ニッチ(プロフ) - めちゃめちゃ面白くてずっと読ませて頂いてます!(о´∀`о)あの、指摘すいません!215でジェイドの名前がジェックになってました! (2021年2月19日 1時) (レス) id: ba83da60d5 (このIDを非表示/違反報告)
否羅(プロフ) - 宇琉夜ハルさん» コメントありがとうございます!!直させてもらいました!! (2021年2月18日 21時) (レス) id: c95b44b0e3 (このIDを非表示/違反報告)
宇琉夜ハル(プロフ) - 毎回楽しく見させてもらってます! 初めてのコメントが指摘ですみませんあの名前が217話で変換されて無いですよ!更新頑張ってください!! (2021年2月18日 19時) (レス) id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
否羅(プロフ) - チョエさん» コメントありがとうございます!面白いと言ってくださり嬉しいです!!!(嬉泣)これからもこの作品をお願いします!! (2021年2月6日 2時) (レス) id: c95b44b0e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:オルガ | 作成日時:2021年1月24日 1時

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