28話 ページ29
デュース「何、…言ってるんだ……?」
『だーかーら、退学。そうすれば2人は怪我もせず無事に学園に戻ることが出来る。
そして僕は謹慎処分。万事解決だよ』
デュース「そんなん出来るわけねェだろ!俺は学園でやらなきゃいけないことがあるんだ!!」
『だったら、協力とかできないわけ?3歳児でも分かるようなことをなんで高校生が出来ないの』
少し低く、そして冷たく言い放つ。
ビクッと肩を揺らす3人だが、エースは負けじと反論する。
エース「協力って……はぁ?なにそれ、寒っ。よくそんなダセー事、真顔で言えるな」
デュース「同感だ。コイツと協力なんか出来るわけがない」
グリム「でも…入学初日で退学って、もっとダセー気がするのだ」
エース「うっ、それは…」
グリムの一言に何も言えなくなったエース。
どうやら、デュースにもグリムの一言は効いたようで黙っていた。
僕はデュースに近づき目を合わせる。
『デュース、さっきデュースは退学するぐらいなら死んだほうがマシだって言ったけど。
死んだら、学園でしたい事できないじゃん。それでもいいの?』
デュース「そ、それは……」
『薄情かもしれないけど、君が死のうが僕には関係ない。でもね_____
死ぬ時は一人だよ』
デュース「!!」
『命の重さを分かって無い奴が簡単に死ぬとか言うんじゃねぇよ。わかったか』
デュースはサングラスから覗いた
『そんな退学コースまっしぐらの君達にGTGの僕から提案があるんだけど
____どうする?』
僕は選択肢を与え、少し手を貸すだけ。
後は君達次第だよ。
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匿名希望 - 更新待ってます!すごい面白いです!頑張ってください!! (2022年11月13日 1時) (レス) id: 6b03f57d4e (このIDを非表示/違反報告)
うさぎちゃんくん - 続き待ってます//(( (2021年7月11日 15時) (レス) id: fa046c7faf (このIDを非表示/違反報告)
クレイ(プロフ) - 面白い続きが楽しみすぎて待ちきれません!更新頑張ってください! (2021年4月1日 1時) (レス) id: a6777d967f (このIDを非表示/違反報告)
クレイ(プロフ) - これからの絡みが楽しみに見です!更新頑張ってください! (2021年3月30日 15時) (レス) id: a6777d967f (このIDを非表示/違反報告)
カナリア(プロフ) - “はーい、僕弁償できるー”はもう流石過ぎだwww応援してます!頑張ってください! (2021年2月15日 23時) (レス) id: 26e3c4409f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カルボナーラ | 作成日時:2020年10月17日 0時