貪欲な精神に基づく海賊

24話※ ページ29

ユウSide




敬礼したメリロスヴォ寮生を見ていると
上にフッと影がさし



なんだろうと上を見てみると

そこには大きな船が浮かんでいた









『船！？』



トレイ「いつ見てもスゴイなアイツのユーク魔法」


『これが…ユニーク魔法？』


関心しているトレイ先輩に問うと





ケイト「そう！これはA君のユニーク魔法…その名も！









【海域の支配者(デッド・マンズ・チェスト)】！」







ズガァン！








ケイト先輩がそういった瞬間
浮かんでいた船が錨を落とす音が鳴り響いた





周りにいる人達は興奮しっぱなしで、歓声があっちこっちで上がってる。
エースとデュースもその中の一人だ









エース「マジのフライング・ダッチマンだ！」

グリム「ひぇ〜！デカ過ぎるんだゾ！」

デュース「本当に飛んでるんだな！」









A「驚いたか？」





声がした方に目線を向けると食堂で会った
A先輩が船の上で腕を組んで立っていた




その姿が格好良く、見惚れていると
先輩が上から降りて、こちらに向かって歩いてくる





先ほどの制服姿ではなく


まさに"海賊"という言葉が似合う服装だ






A「見に来たんだな」

エース「放送がかかって、ケイト先輩が見に行かなきゃ損だよ〜って言ってたんで」

A「なるほどな、ケイトのしそうなことだ」


デュース「これから何しに行くんですか？」


A「喧嘩だな」









ん？今、変な単語が聞こえた気が…

聞き間違いだよね

耳が遠くなったんだよきっと…うん






エース「け、喧嘩ですか？」

A「喧嘩だ」









聞き間違いじゃ無かったァァァァァァァァ！！！！！！！！

25話※→←23話※

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す