魔法？いえいえ呪術です ≪２≫

66話 ページ21

ダイヤモンド先輩によるとどれくらい厳しくその伝統を守るかは寮長次第らしい
今の寮長、そのリドル寮長？はかなりの真面目で伝統をきっちり守っているんだとか


　
　
グリム「なあなあ、他の寮はどんな寮なんだ？」

トレイ「さっきケイトも言ってたけど、
この学園にはグレート・セブンに倣った寮が７つある」



　
グリムがそう言うとクローバー先輩が丁寧に７つの寮について教えてくれた

　
　
ハートの女王の厳格な精神に基づく
【ハーツラビュル寮】



百獣の王の不屈の精神に基づく
【サバナクロー寮】



海の魔女の慈悲の精神に基づく
【オクタヴィネル寮】



砂漠の大魔神の熟慮の精神に基づく
【スカラビア寮】



美しき女王の奮励の精神に基づく
【ポムフィオーレ寮】



死者の国の王の勤勉な精神に基づく
【イグニハイド寮】



茨の魔女の高尚な精神に基づく
【ディアソムニア寮】
　
　
　
　
　

因みにエース、デュース、クローバー先輩、ダイヤモンド先輩は
ハーツラビュル寮



俺はこの時だけ魔力持ってなくてよかったと思ってる
だってやじゃん！ルールに従わないといけないとか
絶対に無理っ！！
此処の寮じゃないかもしれないけど


　
　
　
　
グリム「みんな名前がなげぇ！そんな一気に覚えられねぇんだゾ〜！」

ケイト「あはは！ざっくりでオケオケ。そのうち嫌でも覚えるし」

トレイ「どの寮に入るかは入学式のとき魂の資質で闇の鏡が決めるとされてるけど……
何となく、寮ごとにキャラが固まってる感じはあるな」

ケイト「それはあるねー。めっちゃわかる。」

デュース「キャラ……ですか？」

トレイ「例えば……ホラ、あいつ」



　

クローバー先輩が指をさす方を見ると
ケモ耳と尻尾がついてる生徒がいた



　
　
『コスプレですか』

トレイ「違うよ。アレは獣人族だ。
あのゴツさは見るからにサバナクロー寮って感じだな」

『何で分かるんすか？』

ケイト「運動とか格闘が得意なタイプが多い寮なんだよね。
肉体派っていうか、イカツイお兄系っていうか？

黄色と黒の腕章つけてるのはサバナクロー寮」


　
　
　
へぇ、いいな
俺格闘技好きだから、あそこの寮好きかも

　
　

グリム「じゃあ、あっちの灰色と薄紫の紐を腕に巻いてるのは？」


　
　
　
グリムが指を指すのは、銀髪に眼鏡をかけた男子生徒。
アレは、入学式の時にグリムで遊んでた人だ

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