65話 ページ20
ケイト「もー、Aちゃんは有名だから仕方ないじゃん!
それにデュースちゃん。
寮の外なら例のルールに従わなくていいし、
今のけーくんは後輩に優しい先輩だから。」
デュース「ち、ちゃん付けはやめてください、先輩!」
「はは。それはケイトの愛情表現だからな」
『初見さんだ』
トレイ「おっと、悪い。俺は、トレイ・クローバー。
ケイトと同じくハーツラビュルの3年だ。
君はオンボロ…‥
ゴホン、使われてなかった寮の監督生に着任した新入生のAだろう?」
『オンボロ寮でいいですよ。諦めてるんで
というか、俺の事知ってるんですね』
トレイ「ケイトに聞いてる。昨日はうちの寮の奴らが迷惑かけて悪かったな。
隣、いいか?」
『どうぞ』
そう言うとクローバー先輩とダイヤモンド先輩は俺の空いてた両隣に
座ってきた。
エース「って、ちゃっかり隣に座ってるし……」
ケイト「まーまー。せっかく同じ寮に入ったんだから仲良くしよーよ。
とりまアドレス交換で〜!」
『俺、スマホ待ってないです』
ケイト「えっ、スマホ持ってないの!?
マジヤバ!天然記念物並にレアじゃん」
実は嘘。持ってるけどこちらでは機能しないと思うから
ケイト「最新機種安くしてくれるお店、
紹介してあげるから今度スマホ選びデートとかどう?」
『……』
ケイト「そんなあからさまに嫌な顔しなくても」
トレイ「ケイト。程ほどにな」
ケイト「あはは、ごめんごめん。で、寮の話だっけ?
いいねえ〜、会話がフレッシュ!何でもお兄さんたちが教えてあげよう。」
エース「つか、他よりまずはうちの寮について教えて欲しいんすけど。
あの“ハートの女王の法律”とかいう変なルールは一体なんなの」
エースが質問するとクローバー先輩が答える
トレイ「伝説のハートの女王についてはお前たちもよく知ってるだろう?
規律を重んじ厳格なルールを作る事によって、変な奴らばかりの不思議な国を治めていた。」
ケイト「そんなハートの女王をリスペクトして我がハーツラビュル寮生は、
ハートの女王のドレスの色である赤と黒の腕章をつけて
ハートの女王の作った法律に従うのが伝統ってわけ」
グリム「方が凝りそうな寮なんだゾ〜!」
『俺達もルール作るか。お前が何もやらかさないように』
グリム「ふなっ!」
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翡翠 - 初めまして!翡翠と申します!トレイ先輩の苗字、クローバー先輩じゃなくて、クローバ先輩になってます! (2021年7月28日 15時) (レス) id: f88e6ce06f (このIDを非表示/違反報告)
オルガ(プロフ) - EVENINGさん» コメントありがとうございます。ご指摘されたところ直させていただきました (2021年5月30日 21時) (レス) id: c95b44b0e3 (このIDを非表示/違反報告)
EVENING - 初コメントで指摘すみません。 52話のエースSide「日の光」が「火の光」になっていますよ。 (2021年5月26日 19時) (レス) id: 47337725d2 (このIDを非表示/違反報告)
否羅(プロフ) - 宇琉夜ハルさん» コメントありがとうございます!!良かった!!!! (2021年3月27日 16時) (レス) id: 9fc179e20a (このIDを非表示/違反報告)
否羅(プロフ) - 今宵さん» コメントありがとうございます!実は参考にしましたw (2021年3月24日 17時) (レス) id: 9fc179e20a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カルボナーラ | 作成日時:2020年11月4日 0時