私の異世界転生物語【すとぷり】

師匠 5 ページ11

リイヌが来て二年が経った



この世界には毎年誕生日を祝う文化ではないのだが、5年に１回は祝うらしいのだ



リイヌも段々この村に馴染めてきている

母「A！」
全員「誕生日おめでとう！」
『ありがとう！』




母「はい！私はこれ！Aは本が好きだから！」
『ありがとう！』

素直に嬉しいな
本は高いらしい
コピーする機会もないから手書きだから

さ「俺はこれ！」
『ナイフ？』
さ「もし、奇襲で誰かに襲われた時に使えよ！」
『ありがとう！』
さ「おう！」

ナイフか･･･案外使えるかも･･･

父「父さんからはこれだっ！」
『指輪？』
父「その指輪には神様の加護があるんだ！」

へー、一応持っとこう

リ「俺はこれ！」
『杖？』
リ「これを持っていると魔力を増幅できるんだ！ ほんとは初級魔術を出来てから生徒に渡すんだけど、Aは最初からできたから
･･･これで俺が教えられる魔術も少なくなったよ」
『え？』
リ「明日、卒業試験を受ける。」
『･･･分かりました』


卒業か･･･

早いな








まだ先生と離れたくないな･･･





でもこんな我儘は通用しないし、




やるしかない





でももうちょっと







先生といたかった

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