治と中也に取り合いされてるんだが…。［文豪ストレイドッグス］ (ページ9)

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ななわページ9

ななわ

月が光った。

治と中也の顔が浮かぶ。

迎えに来てくれるかも、
なーんて期待は全部消え失せていた。

カーテン閉めるけど善い？

ああ、僕がやりますよ

お茶淹れようか？

先輩、気を使わないでくださいよ

手伝う事あるかい？

私のは大丈夫ですよ、他の人の手伝ってあげてください

会話が全然繋がらない。

私の仕事は今日休んでるから無いし、

先刻までやってたのは

「俺がやりますよ、センパイ」
と、出来る後輩がやってくれた。

そもそも論、私は此処の書庫の管理が

本業だからパソコンの画面見てても仕方がない

はあ、とため息をひとつして立ち上がる。

すると、そのタイミング丁度に

声をかけられた。

A、書庫に用がある客がお呼びだ

その場を凍りつかせるような上司の声

女性の上司なので怒らせるとヤバイ。

ﾔﾊﾞｲ

汗が流れた。

この上司は怒らせると閻魔様って噂だ。

何の言葉が逆鱗に触れるか分かったもんじゃない

はい、と私は直ぐに答えた。

ーーーもう夜も深いのに、誰だよもう

先刻出た溜息を十倍にしたくらいの

溜息が出そうになったが、何とかこらえる

んじゃあ、と上司は行ってしまう。

目の前に居た人物に私は目を見開いた、、

『おさ…む……？』

｢ん？治って誰かなぁ。｣

目の前にいる彼は私の方を見て意地悪に笑った

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亀投稿すいません

旅行先で打ってるので誤字に注意です

明日も投稿しますね