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よんわ ページ5

よんわ

ぶちまけられた寿司とテーブルと

私を取り合う中也と治。

かつて治の両手にあったわさびは、

今はテーブルと同じ扱いだ。


Aは黙ってて、と云われたが、

私も黙っていられない。




『お寿司、どうする心算?』

揉める2人に私が声をかける。


すると、先程まで背を向けていた2人は

ほぼ同時に此方に向き直った。


太宰 「黙って、と云った筈なんだけど…



御免。今夜たっぷり鳴いてもらおう。


だから、今は…解るね?」

中也 「はァ?今夜鳴いてもらう?

その後結婚すンのは俺だ!」

『テーブルと寿司こんなのにされて
黙れるか(╬▔^▔)』

太宰 「あーもう。先刻から黙れと云っているのに…」


また腕を引かれる。



先刻とは比べ物にならないくらいーーーーーーーーー力が強い。




『えっと、あのそのぅ…』


引かれる先はベッド。


あ、ヤバいコレ…!!!!









「今から鳴かされたいかい?

A」


あと少しでベッドに引き込まれる、

という処で中也が思わぬ行動に出た。




【チュッ】

そんなリップ音。


刹那、治が声を発した。


太宰 「はぁ。Aのファーストは中也かあ。」


否、と私は呑気な声を挙げる。



『ファーストはお母さんだよ。』



云ってから気がつく。




あ、やっちまったなこれ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

投稿ペースが亀さんで申し訳ない!

謝ります。

ごわ→←さんわ


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作者名:流畝青花 | 作成日時:2018年6月21日 21時

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