治と中也に取り合いされてるんだが…。［文豪ストレイドッグス］ (ページ2)

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いちわページ2

いちわ

ふふふふふふー！
今日は治とのデートの日なのである！

久しく会って居なかったから楽しみ過ぎて
夜もロクに眠れなかった。

2人でデートの日にはご飯を持って来ている。

今回は私の大好きなお寿司にした！！

治は財布の中身がすっからかんらしいので、
2人前だ。

因みに私の家に来るため、
心臓が何かの病にかかってしまったのか
と言うほどに動いて止まらない。

…止まったら駄目だわ

《ピーポーン》お、来た来た！
《ピンポーン》分かったからもうゎ《ピンポーン》

《ピンピンピンピンピンピンピンピンポーン》
なんか可笑しいことになってるから！

『はいはい、治。

我が家へようこそ。』

太宰「やっぱり落ち着くなあ、Aが居ると。」

『そりゃどうも』

顔が熱くなる。

それを誤魔化すようにして、
私は声を張り上げた。

『よぅし、今回の持ち寄りご飯は！？』

太宰/A「『はいせーの！

寿司ッ！』」

太宰「え？Aならてっきり車のハンドルかと…」

『車のハンドルは前回でしょ！←

ところで治、そのお寿司何人前？』

太宰「2人前だよ」

『…今日は寿司パーティになる予感…』

まぁまぁ、と明るい話に花を咲かせる私達。

平和ボケにも程がある。

治の話は何時まで経っても飽きない。

新しい入水方法が云々。部下が云々。
新しいスタミナ鍋のレシピが云々。

『はぁ、それ面白いね』

なーんて相槌しか打ってなかった私だが、
現実を思い出す。

大量に残ったその寿司を見て思った事。

『二人で二人前の寿司なんて、

食べられるわけ無かった…！！！』

どーするよこれ、と治が苦笑いをする

『余っちゃったよ寿司がぁ…。

如何する？治ぅ…』

私が助けを求めるように云うと、
少し考えた素振りをしてから、

わさびを両手に持った治がニヤリと笑ってこう云った。

寿司ロシアンルーレットなんて如何かね、と。

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終わってないのに新しいのに
手を出し始めた馬鹿です。

どうぞヨロシク！！！