有名人になってた件【ハイキュー!!】

22話 ページ22

今、孤爪君と2人でいます








孤爪君はあんまり話すタイプではないと思うからすごく気まずいです…










話そうにも話す事がない…








私も違うところへ行った方がいいのだろうか…









しばらく私と孤爪君の間で気まずい空気が流れていると孤爪君が私に話しかけてきた













「…なんで翔陽にトスをあげてあげなかったの…ですか」












日向君にトスをあげなかったわけ？











『んーそういう気分じゃないっていうか…まぁめんどくさかったからかな？』










特に理由はない









別にトスをあげることだけが”教える”ってことじゃないしね









他にも教え方はあるわけだし…







けして、日向君に教える事がめんどくらいってわけではない








本音を言うと昨日でもう懲り懲りって感じ









最近運動してないせいか体力が無さすぎてちょっと動いただけでもうヘトヘトなんだよ…









私が答えたら孤爪君は驚いた顔をしていた












「翔陽見たいなバレー好きだと思ってた、」









『まぁバレーは好きだけれどめんどくさいって思うことはあるよ』











日向君まではバレー好きではないけどね








あそこまでバレーを好きでいるのはめったにないと思うな










『あっ孤爪君って敬語苦手でしょ？無理して敬語使わないでいいよ。全然タメ語で話して』










「じゃオレのこと研磨って呼んで。苗字呼びは好きじゃないから」











『え、いやでも高校生と社会人って捕まったりしない？』









「名前呼びぐらいで何言ってんの」






孤爪君にちょっと呆れられた










『んーじゃあ研磨、よろしくね』










名前呼びはまだ心配だけれど、孤爪君が私に慣れてくれたのなら嬉しい








こうして私は孤爪君と仲良くなった










と思う

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