毒舌な彼と。【一松】

毒舌23 6つ子の両親 ページ24

家に帰ってすぐ、チョロ松さんは家事に取りかかっていた。

…真面目だ。

貴「気になってたんだけど、仕事何やってるの?」

一松「皆ニートだよ」

貴「マジで!?」

カラ松「気にすることはないさカラ松girl」

いやいや気にしますよカラ松さん!?その時、襖の戸が開いて、眼鏡をかけた女の人が入ってきた。

母「ねぇニート達。夕飯出来た?あら、お客さん?」

貴「城崎Aです!隣に越してきました…。挨拶遅れてすいません」

深々と頭を下げると、6つ子のお母さんはニコニコ笑って私を迎えてくれた。

母「あら〜、よく息子から聞いてるわ!」

一松「よくアンタの話題出てたから」

父「松野家の6つ子の父です。ゆっくりしてってください」

貴「はい!」

一松「父さん、母さん。俺、コイツと付き合うから」

母「あら〜、一松に彼女?城崎さん、一松のことよろしくね?」

貴「ひゃ、ひゃい!!」

いきなり一松が両親に報告したからびっくりして返事を噛んでしまった。

一松「何で噛むの…。そこも可愛いけど(ﾎﾞｿｯ」

チョロ松「夕飯出来たよー!」

夕飯はご飯とお味噌汁と肉じゃがだった。

全員揃って、「いただきます!!」と挨拶して夕飯を食べた。

その日食べた夕飯は、今までの中で一番美味しかった。

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