毒舌な彼と。【一松】

毒舌10 私と彼と猫 ページ11

一松side

おそ松兄さん、馬鹿にも程がある。

A、全然熱ないじゃん。焦って損した。

貴「ゴメン、迷惑だよね…」

一松「…別に」

『迷惑じゃない』

出た、エスパーニャンコ。

貴「一松…」

一松「やっとさん付けやめたね」

―襖の前にて

おそ松「十四松!!突撃しろ」

カラ松「カラ松girlが元気そうで何よりだ。女の子には、太陽のような笑顔が似合うからね」

チョロ松「おそ松兄さん見苦しい」

トド松「一松兄さんばっかりズルい〜」

十四松「一松兄さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!」

ガラッ!!

十四松が勢いよく襖を開けたせいで、彼女の腕の中にいた猫が逃げてしまった。

貴「あっ猫…!捕まえてきて一松〜!」

一松「嫌だ」

貴「猫じゃらしの割引券あげるから!」

Aが働いてる猫カフェだよね?俺はすぐに立ち上がって猫を捕まえた。

一松「…ん」

猫「ミャア」

貴「ありがと一松」

十四松「一松兄さん、野球やろう!!」

一松「俺はパス。用事出来たから」

ただ猫カフェ行きたいだけなんけど。

それに、Aのこともっと知りたいし。

…やっぱり俺、熱でもあるのかな。

一松「鈍感」

小さく呟いて、俺は彼女のところへ向かった。

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