紅一点の私【HIHI Jet・東京B少年】part2

なあくんとデート《リク》 ページ45

.





直樹「ねね、このパーカー可愛くない？」


『おお、かわいいね…』


直樹「あっ、これお揃いにしよ！」


『それ女子用…』


直樹「いいのっ！」





ってそのままレジに行こうとしてるので
慌てて引き止める。




だって、

レディースのパーカーを持った男子が会計に並んでたら明らか変態じゃん。
しかも2枚。





直樹「じゃあ、お金渡すからレジに行ってきて」


と、お金を渡された。





.




『いや、これくらい自分で買うし』


直樹「ダメ！女の子に払わせちゃ！」


『金はあんたのでも払うのは私でしょーが』


直樹「もしかして足りない？じゃあ、追加ね」


『えぇ！？』





渡されたのは、諭吉さん…

ちなみに最初に渡されたのも諭吉さん。




いや、たかがパーカー2枚。
野口さんが数人帰ってきますわ←

下手したら、
樋口さんも一人帰ってくるかもね←







.






そして、手には、
買ったばかりのパーカーを入れた紙袋。



そして、



野口さん数名、樋口さん。

と、その愉快な仲間たち(小銭)←





直樹「荷物持つね〜、あっ、あとお釣りはいらないよ♡」


『うわぉ、きゅんて来た今』


直樹「えっ、本当！？」





めっちゃ目が輝いてますやん。





.






『次は何すんの？』


直樹「ん〜、靴買いたいなー」


『靴？』


直樹「新しいの欲しくなっちゃって…」







.


こうして靴屋さんに行ったはいいものの、
今日はセールらしく、いつもより人が多かった。




いつバレてもおかしくない。






直樹「ん〜…」


『どれにするの？』


直樹「迷ってるの」


『迷ってるの？』


直樹「ブーツにしようか、シークレットブーツにしようか…」←


『………そんな身長欲しいならちゃんとセノビック飲めや』


直樹「飲んでるよ！でも伸びないの…」




しかも今手に取ってるブーツもシークレットブーツはそこそこ靴底高いよ？

しかも安定の女子用です←





『スニーカーとかにしないの？』


直樹「嫌だー」




子供か…←



.

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す