【名探偵コナン】なんで目の前に工藤家が立派に建ってるの？《第3章》

番外編 怖い話 ページ19

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『だるまさんが転んだゲーム！！』


「負けませんよー」


「歩美も！」


「なぁ勝ったら、うな重食えるよな？」





最後のは聞かなかったことにしよう←

まぁ、今日は少年探偵団とだるまさんが転んだゲームをするんです。
懐かしい…



だが、ここで一つ問題が。




『何故あなたたちがここにいるんだい？』






「子供たちに誘われたんですよ。多いほうが楽しいと…」


「それは僕も同じですが、暖かいこの季節にあなたはまたハイネックですか…

そんなに寒がりなんですか？それとも見せられない何かが首に付いているとでも？」


「いえ、私は人よりも冷え性なだけですよ…」



なんでこう、一番会わせちゃいけない二人を連れてくるのか…

子供の無邪気なところは時に恐ろしい。



いつ、赤井ぃぃぃぃ！ってなるかヒヤヒヤして仕方がない。



「じゃあ、ジャンケンしよ！鬼決めないと！」


ピリピリしてるイケメンたちに対して歩美ちゃんからのかわいい一声がかかり、何とか場は落ち着いた。




「「「最初はグー、ジャンケンポイ！！」」」



結果は…





「マジかよ…」


「あら、これだけ大勢で一斉にジャンケンしたのに一人だけグーを出して負けるなんて…」


『ドンマイ、探偵さん…』




こいつ、ゲームだけじゃなくてジャンケンも弱いのかよ！！

どんだけ不器用なんだよ！



「オメーら早く位置につけよー」





「ここに線引こう」


「そうですね！元太くん、棒か何かありますか？」


「えーっと…棒なんかどこにもねぇぞ？」



確かに何も落ちてない。




「足でこうして書けばいいんですよ…」


と、目の前を片足を引きずって線を作る赤井さん。


まるで怪我人のよう。

しかもめっちゃ笑顔でやるもんだからかわいいったらありゃしない。



線を引き終わると、ちゃっかり哀ちゃんの隣に立つという…

何このかわいい生き物。
本当に700ヤード先の物を一発で仕留める、FBI腕利きエリートスナイパーなんすか？


しかも哀ちゃんの隣に立った途端、かなり嬉しそうにニコニコしてるんだけど。

そんな赤井さんを睨むアムロン。



「じゃあ、行くよー？」


「「「初めのいーっぽ！！！」」」



子供たちの声に合わせて一歩前進。

おいおいおいおい、そこの公安とFBI。
初めの一歩がでかすぎるだろ。


もう真ん中に行っちゃってるよ。




ってか、そもそもこの2人が何故こんなに本気を出してるかだよね？


To be continue…

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