神様からの手紙 ページ3
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「おめーのことはあの変な神様とか言うやつから聞いている」
『は、はぁ…』
「いろいろと教えなきゃならない事があるから迎えに行けと」
『ほぉ…』
「とりあえずこれあんたの服だから。これに着替えてくれ」
『は、はい…』
シャッと目の前のカーテンを閉められ、
呆然とした。
トントン拍子で話進んでっちゃったんだけど、
私キッドと喋ってた？？？
しかも素のキッドと？
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うわぁ、マジか……←
とりあえず着替えるか…
渡された服に着替えようとするんだけど、
知らないパジャマ姿、しかも何もかもアニメ仕様になってて、妙に慣れない。
服はジーパンにフード付きのパーカーといたってシンプルだけど、
慣れなさすぎて着替えるのがおっそい。
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ようやくいつもの2倍ぐらいの時間をかけて着替え終わった。
着替えていくうちに感覚が少しずつ慣れてきた。
『お、終わりました……』
これ本当に夢じゃないんだよな？？？
「じゃあ行くぞ」
『どこへ…』
「外だ。ここじゃ他にもお客さんがいるから人のいないところに移動するぞ」
『は、はい…』
男子と話したの小学校以来だからコミュ障陰キャが出ちゃってて、まともな返答が出来てない気がする…(中学から高校まで女子校だった)
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キッドがお金を払ってくれてそのまま外へ出たがここで一つ。
『携帯や財布は……』
さっきの目覚まし時計はキッドのらしい。
起きた時から思ってたが貴重品とやらが見当たらなかった。
「そんなもんねーよ」
『えっ……』
「あんたをこの世に送ったあの変な神様とやらが言ってたんだ。生活に必要なもんは全部自分で揃えろって」
『聞いてないし、その変な神様とやらにも会ってない』
「俺も会ったことねぇ」
『えっ、でも…』
「全部手紙で届いたんだ」
『……………て、手紙なら怪しいって思わなかったの？』
「最初はイタズラか何かだと思ったんだけど、そうじゃない可能性も出てきたんだ」
『ど、どうして……』
「………おめー俺の周りに魔女がいるって知ってるか？」
『魔女？…………あぁ！知ってる！確か同じクラスの紅子ちゃんだっけ？』
「そうそう、その紅子からこれはイタズラじゃねーって言われたんだ」
『そ、それで私のところに……』
「写真付きの手紙にさっきのホテルの住所とあんたの前世のこととかこと細やかに書いてあったぜ？」
と、手紙をピラっと何枚か見せてくれた。
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- 恋愛運: ★★★☆☆
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藍梨(プロフ) - コメント失礼します！この作品、とても面白いです！出来れば更新お願いします...失礼しました！ (2022年1月29日 7時) (
レス) @page23 id: 42bd1ecc91 (このIDを非表示/違反報告)
麗華(プロフ) - 紫さん» 特にこれといったこだわりなどはありません。ただ自分が妄想したりストーリーを思いついた時に忘れないうちにそのまんま書いてるだけなので…ただ強いていえば、読みやすいように文字を敷き詰めないようにはしてます (2020年11月28日 20時) (レス) id: 065a06fea6 (このIDを非表示/違反報告)
紫 - どうやったら、そんなに、評価されるんですか？ (2020年11月25日 14時) (レス) id: cf7d38a0f2 (このIDを非表示/違反報告)
紫 - 質問( ・ω・)∩ｼﾂﾓｰﾝなんですが (2020年11月25日 14時) (レス) id: cf7d38a0f2 (このIDを非表示/違反報告)
珠咲 - 「目的はひとつ」の最後で思わず吹きましたｗ（一応ネタバレを避けるため話の題名？で書きました）斬新な発想で面白いです。 (2020年11月4日 21時) (レス) id: a7b8acf304 (このIDを非表示/違反報告)
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