冷たい心【鬼滅の刃】

冷たい４１ ページ43

緊急柱合会議


蜜璃と無一郎が上弦２体を倒した報告を受けた

お館様がくるまで皆で話をしていた

しのぶの話によると二人の怪我が早く治ったらしい

ただ上弦２体を倒したことはすごいことだ

二人はすごい、被害を最小限にして倒したのだ

それに竈門炭治郎と不死川玄弥も一緒に戦って大きな怪我はしたものの命に別状はないとこと



そしてお館様の代理であまね様がきた


会議の内容は"痣"のことだった

最初に痣をだした竈門だったが説明が伝わなくて仕方ないから蜜璃と無一郎に聞いた

蜜璃も竈門タイプの説明だった為、代わりに無一郎が細かく説明をしてくれた

無惨を追い込んだ呼吸の剣士も痣をだしたとあまね様が言った


「………ただ、痣をだした者はーーーー」



会議が終わりあまね様が去った後柱達は残った

これからどうするか話し合う為


竈門禰豆子が太陽を克服した為、鬼の活動がピタリと止まった今、僕達にできることは

無惨は必ず竈門禰豆子を探している

そして大きな戦いがあると考えていた


それなのに

「これからのことは俺抜きで話し合うといい、俺には関係ない」

義勇の一言で小芭内と実弥が怒った

出ていく義勇に実弥が突っかかろうとしたその時

パァン！！と行冥さんが手を叩いた

ビリビリと空気が響いた

「座れ、提案がある」









僕は屋敷の奥の書物室にあるものを探した

………僕は前から痣のことは知っていた


皆より前から知っていた





「…………あった」

古い書物を見つけ、僕はそれを開いた


書物の表面には「禁」と書かれていた


『これは危険なことが書かれているから読んではいけない』

僕が幼い頃にお父さんに言われた

お父さんは僕が寝た後この書物を読んでいた

僕はたまたま読んでいたところをみたことがあってそれを読もうとしたらすごく怒られた記憶がある




読んでいくうちに何故お父さんが読んではいけないと言った理由がわかった




これは僕の一族、白登家しか使えないことだった


白登家の痣、呼吸、…………


これを使うとその後は…………



(それでも僕は………)


僕はその書物を持ち部屋を出た

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