冷たい心【鬼滅の刃】

冷たい２ ページ3

「おはよう、私の剣士達」


お館様が見えたので皆整列する

風柱が挨拶をしてこの隊員、竈門炭治郎の件を説明してほしいと

お館様は

「炭治郎と禰豆子の事は私が容認していたんだ」

反対する柱が多かった

もちろん、僕も


信じられなかった

しかも僕達に認めてほしいと

「Aはどうだい？」

皆の視線を感じた、見るなよ

「僕は反対です、お館様は僕の恩人ですが、僕はこの竈門とその鬼を殺した方がいいと思います」

「………」

「竈門が言っていたことは信用できません、人間を襲わない保証もない！」

「………では手紙を」


その手紙には鬼の禰豆子が人間を喰ったら禰豆子の頚を斬り、元水柱と水柱と竈門が切腹して詫びる

「切腹するからなんです！勝手に死に腐れよ！何の保証もございません！」

「不死川の言うとおり！殺された人は戻らない！」

風柱と炎柱が反論するがお館様の一言で黙ってしまった

「否定する側も証明しなければならない」

それに

「炭治郎は鬼舞辻無惨と遭遇している」

無惨は炭治郎に目掛けて追ってを放っている


その話を聞いても納得しない者もいた

「………だったら証明すればいい」

僕は立ち上がり

「お館様、失礼しかまつる」

木箱を持ち屋敷に上がる

「！？」

「なにするんだ！」

「だから証明するんだって、本当に襲わない証明をさぁ！」

僕は自分の腕を刀に当て傷をつけた

「でてきなよ、ご飯の時間だよ」

「………」

鬼は出てこない

苛立ったので

「出てこいっていってんだよ！！」

僕は何度か鬼を刺した

ガタッ

「………」

鬼は僕を睨んだまま涎を垂らしていた


早く食らい付け、お前の頚を斬ってやる


しかし

プイッと向かれた

「！？」

「………どうしたのかな？」

お館様が状況を聞き

「では禰豆子が人を襲わない証明したね」

(………)

僕が証明してしまったんだ

「A」

僕は膝まつく


「あまり下の子に意地悪しないこと」

「………御意」


イラつく


竈門は蟲柱が預かることになり隠に連れていかれたが


「そこの青い人！！」

僕の事を呼んで戻ってきた

「俺は貴方を許さない！禰豆子を刺した分頭突きしなければ気がすみません！」

「………」

「それになんで自分で自分を苦しめるんですか！？貴方はあんな事しない人でしょ！？」


「………五月蝿いなぁ」

「！？」

「僕、言ったよねぇ…怒らせない方がいいって」

「A」

お館様が僕の名前を呼んだ

冷たい３→←冷たい１

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す