31、ハプニング ページ34
shaside
は〜。ったく、朝からとんでもない目にあったわ。
Aちゃんの教育に悪影響すぎちゃう?ゾム。
しかしゾムが言うには、まだ初手だから妥協に妥協を重ねたイタズラだと言う。
ホンマにこいつと絡んでて大丈夫なん?Aちゃん。
…しかしまあ、イタズラをするという事に関しては、俺も大賛成や。
ということで俺は、ゾムとAちゃんのイタズラについて行くことにする。
…援軍とかそういうのじゃないねんで?見に行くだけ!俺は何もしいひんねんで!(フラグ)
ということで次に来たのはトントンの部屋だった。
… ト ン ト ン の 部 屋 だ っ た ?
なんでこいつは俺の次にクライマックス行ってんの!?死にたいんか!?粛清されたいんか!?
ちょーっとでもバレたら怒られるどころの騒ぎじゃなくなるのに頭おかしいんか!!!!?
俺が心の中で反撃している最中も、ゾムは手早く準備を進めていく。
トントンは、たくさんの書類を終えたあとなので、とても安心したような顔でぐうぐうと寝ていた。
『あのぉ…トントンさん怒りませんかね…?』
Aちゃんよう言うてくれたよ!!!!ほんまそう思うよ俺も!!!!!
「大丈夫やで!!!トントンやもんな!!!」
ゾムぅ…ゾムゥゥお前ェェ……トントンやから危ねぇんだろ……。
俺とAちゃんを隣に並ばせたゾムは、トントンのベットの近くまで行くと、クリーパーを2体出した。
…え?
そのままこちらを見ると、にっこりと怪しい笑みを浮かべるゾム。
「馬鹿野郎!!!!!!」
俺は、クリーパーが居るという事実だけを重く受け取りすぎてて、自分の身が可愛くて、思わず逃げてしまった。
クリーパーの怖さなど知らないAを置いて。
ドガァァン!!!!!と、轟音が響く。
自分の身が大丈夫なことを理解した後、やっと気づく。
「…A…?」俺、馬鹿だから。
「なぁっ…Aっ、A!!!」
「かかか!!これでトントンも起きるやろ!!…シャオロンどないしたん??」
ゾムが笑いながら部屋に入ってくる。
そんなゾムの首元を掴み、思いっきり叫ぶ。
「なぁ!!!!お前バカなんか!?!Aっ何も知らないのに!!!!」
そう言った瞬間青ざめるゾム。
「なぁ、シャオロン、ゾム。
やっていい事とダメな事の区別くらい付けられへんか?」
酷く冷めたトントンの声が聞こえて振り向けば、
ぐったりとしたAを抱いたトントンの姿がそこにはあった。

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雲雀(プロフ) - わらび餅ィさん» なんとも嬉しい言葉…!これからも頑張ります!! (11月28日 18時) (レス) id: 4aed07b718 (このIDを非表示/違反報告)
わらび餅ィ(プロフ) - 雲雀さん» こう言う系あまり読まないからどうだろうとか思ってた自分を殴りたいくらい面白いので頑張ってください! (11月28日 14時) (レス) id: a2949d225d (このIDを非表示/違反報告)
雲雀(プロフ) - わらび餅ィさん» わらび餅さん、返信遅れてしまい申し訳ございません!はわ〜!!ありがとうございます!!これからもどうぞよろしくお願いします!!面白いお話を皆さんに届けられるよう頑張ります!! (11月28日 14時) (レス) id: 4aed07b718 (このIDを非表示/違反報告)
わらび餅ィ(プロフ) - こんばんは!物語面白いからいつも読ませて貰ってます!ランキング1位おめでとう御座います! (11月25日 18時) (レス) id: 41f911fbc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雲雀 | 作成日時:2020年11月21日 1時