20、やっとの事で朝ごはん ページ22
Aside
朝から色々あってドタバタしてたけど、何とか食堂に着きました。エーミールさんにぺこりとありがとうの意を伝えれば、にこりと微笑みを返してくれる。
紳士だなぁ。
「おはようAちゃん」『ひとらんさん、おはようございます！』
ひとらんさんが私の頭を撫でてくれる。優しい。そして撫でるのが上手い、いつまでも撫でてもらいたいぐらいだ。
「大丈夫？トントンに何もされなかっためう？」『んぉ？！』ひとらんさんの横からいきなり人が出てきて、私の口から変な声が出る。びっくりした。
「オスマンいきなり出てきたら怖いでしょ」「あ、そっか、すまんな？」『大丈夫ですよ！オスマンさん！』私がにこりと笑い、おはようございますと挨拶をすればおはようめぅ〜と返してくれるオスマンさん。可愛いな語尾。
「んでんで、トントンには何もされてないねんな？」『はぇ？！！』トントンさんに…？殴られたりってことだろうか…。
『はい、全く何もされてないです！』と笑顔で返せば、呆れたような顔のひとらんさんと大笑いしてるオスマンさん。
「…トントンって本当にいい意味でも悪い意味でも童貞だね」「トントンそりゃ初日で手は出さないねんな〜さすが童貞」昨日のコネシマさんといい、今朝のオスマンさんと言い、童貞とはなんなのだろうか。気になる。
誘われたので、そのままひとらんさんの隣に座って朝ごはんを食べ始める。そして味噌汁を啜ったその時だった。
「エーミールおいこらぁ！！！！」「「エーミールどこやぁぁぁぁ！！！！」」トントンさんとロボロさんとゾムさんがエーミールさんの名前を叫びながら食堂に入ってきた。
あ、忘れてた、とエーミールさんが冷や汗をかきながらボソリと呟く。
3人はそのままエーミールさんをいじり倒してから、私の方に来た。
「朝からほんますまんな…」とトントンさん。
「騒がしくしないつもりだったんやけど…」とロボロさん。
「可愛ええなぁ」とゾムさん。
一人違う人がいたな何か。申し訳なさゼロの人居たな。
『大丈夫ですよ！朝からすごくいい気持ちで起きれたし、楽しかったので！』と私が3人の頭を撫でれば、3人とも照れた様にはにかんだのだった。
…その後存分に私を甘やかしたいゾムさんに、膝に乗せられご飯を食べさせられたのは、ここだけの秘密で…。
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雲雀(プロフ) - わらび餅ｨさん» なんとも嬉しい言葉…！これからも頑張ります！！ (2020年11月28日 18時) (
レス) id: 4aed07b718 (このIDを非表示/違反報告)
わらび餅ｨ(プロフ) - 雲雀さん» こう言う系あまり読まないからどうだろうとか思ってた自分を殴りたいくらい面白いので頑張ってください！ (2020年11月28日 14時) (レス) id: a2949d225d (このIDを非表示/違反報告)
雲雀(プロフ) - わらび餅ｨさん» わらび餅さん、返信遅れてしまい申し訳ございません！はわ〜！！ありがとうございます！！これからもどうぞよろしくお願いします！！面白いお話を皆さんに届けられるよう頑張ります！！ (2020年11月28日 14時) (レス) id: 4aed07b718 (このIDを非表示/違反報告)
わらび餅ｨ(プロフ) - こんばんは！物語面白いからいつも読ませて貰ってます！ランキング1位おめでとう御座います！ (2020年11月25日 18時) (レス) id: 41f911fbc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雲雀 | 作成日時：2020年11月21日 1時
