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第95話 byラファエル ページ6

先の空軍奇襲を以て全員常時携帯が義務付けられたインカムから、食堂で会議をする為全員集合との指示がかかってから数分。
 食堂へ到着した彼女、ラファエル・イヴ・アルベルトは隣の席のRAVENと話していた。

「ラファエル・イヴ・アルベルトさんはどう思いますか?」
「...何が」
「先日の空軍奇襲です。あまりにも唐突すぎた。その上、ナガンレアさんは重症を負い今もなお病室のベッドの上です」
「...私が、助けられなかった」
「ラファエル・イヴ・アルベルトさんは悪くありません。悪いのは紛れもなく相手方ですから。...先日の空軍奇襲はどうも違和感があると思うのです、僕は」
「...違和感」
「はい。総統がいらっしゃらない、しかも相手側の一方的なお願いを聞き入れた日に。その点が、どうも納得がいかないというか違和感があるというか...そのような気がしてなりません。ラファエル・イヴ・アルベルトさんは」
「長い」
「え?」

RAVENは自分より頭一つ分...いや、0.7個分ほど下にあるラファエルの顔を見た。

「...なんでナガンは名前なのに、私はフルネームなの」
「いえ...直接お話するのが初めてですから、失礼のないようにと父にも言われました」
「...ラフで、いい」
「...は」
「...11文字より2文字の方が合理的」
「...り、了解いたしました。ラフ...は、どう思われましたか」

 RAVENが戸惑いながらもラファエルの愛称を口にした数刻、食堂の扉が開く。

 ラファエルの視界に入ったのは、黒髪に白メッシュの特徴的な髪型の持ち主である近接攻撃部隊隊長 クロ・イレイザーと、ミルクティー色の髪と深い紫色の__ラファエルの淡い水色とはまるで対照的な__美しい瞳を持った10歳ほどの少年であった。

「悪いな、遅れた」

 クロの声が食堂に響くと同時に、彼女は目にも止まらぬ速さでピースメーカを少年に向けた。
驚きを隠せない隣のRAVENをよそに、ラファエルは小さく口を開く。

「...何しに来たの」

 銃口は、僅かに震えていた。


_____
Noel*26ですー
珍しく嫉妬するラフちゃんが書きたかった。
誰かラフちゃんの誤解を解いてあげてください()

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時空のラテ(プロフ) - 皆様お久しぶりです。ようやく更新です。 (6月10日 14時) (レス) @page46 id: 12bfae36c2 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉@低浮上 - 梅雨瑠さん» こちらも…!ありがとうございます! (2020年10月18日 20時) (レス) id: 91c6fa7187 (このIDを非表示/違反報告)
梅雨瑠 - 更新頑張ってくださいね!←読者 (2020年10月18日 9時) (レス) id: a2731c2f1a (このIDを非表示/違反報告)
らなこな@新しく始めました!(プロフ) - 臨海凛師さん» ふぁ!?読者様からのコメント...!読んでくれてありがとうございます! (2020年10月18日 8時) (レス) id: 6e36cc4795 (このIDを非表示/違反報告)
臨海凛師(プロフ) - 更新頑張ってください(読者) (2020年10月18日 6時) (レス) id: ad2c0a2c17 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サンレーム国幹部一同 x他3人 | 作者ホームページ:無い。  
作成日時:2020年1月10日 22時

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